山野草の花、実の最近のブログ記事
2008年7月に細口池公園でネジバナの写真を撮っていたので、再び細口池公園に行ってみた。
細口池公園 |
細口池公園 豊かなヨシ原が特徴 |
しかし、今回は探してみたが見つからなかった。天白区の公園の各所で、ネジバナが減っているのは確かだ。その他、気が付いたことは、咲いている花の種類が減ったことだ。10年前には見かけたマルバマンネングサ、ノビル、アメリカフウロ、アジサイなどなどが咲いていない。見かける野草は、道端でも見かける外来種のハルジオンとセイヨウタンポポくらいだ。そのたくましさには驚かされるが。
しかし、良いこともあった。今の時期には大根池や戸笠池では見かけなくなった、カイツブリやバンの子育てが見られた。細口池は野鳥には住みやすいのだろう。
カイツブリの親子 | バンの親子 |
雛が2羽いる。
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こちらも雛が2羽いる。
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そのほか、ここでは多数のツバメが子育てをしているらしい。ボランティアの方々が池からヒメガマを駆除し、ヨシ原を復活させたことで実現できた。
ツバメのねぐら造り | ヨシ原の育成 |
苦節5年の努力で、ツバメが巣作りをし始めた。
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ガマを除去するのに苦労している。
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天白図書館北の天白川河川敷は、野草で覆われている。何時もは土手の道路を歩いているが、梅雨時の野花を見てみたくなって、河川敷に降りて歩いた。野花の種類が戸笠公園とは違っているのが面白い。ネジバナはなかった。後で天白公園にも行って、芝生の中にネジバナを探してみたが、無かった。8年前の天白公園には、あったのに。人の出入りが激しくなった為か?
ベニバナセンブリ |
ベニバナセンブリ |
ハルシャギク |
清楚で可愛らしい花だ。
リンドウ科ベニバナセンブリ属、2年草、花期は6月~8月、帰化植物
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ヨーロッパでは全草を苦味健医薬として利用する。
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キク科ハルシャギク属、1年草、花期は6月~9月、帰化植物、ハルシヤとはペルシャのこと。北アメリカ原産。
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ムラサキツメクサ | ムラサキツメクサの群生 |
ツマグロヒョウモン |
ヨーロッパ原産の多年草、牧草として輸入されたものが野生化。花期は5~10月。マメ科シャジクソウ属。
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ツマグロヒョウモンの つがいを眺めるツマグロ ヒョウモンの雄
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雨上がりの芝生を見ると、小さな生き物が生き生きと生活している。散策中に最近見ていないネジバナをたくさん見つけたので、スマホで撮ろうとしたがピントが合わない。自宅に戻ってからEOS50Dに交換レンズEFS18-200mmをつけて、公園に戻り、草むらの中をいろいろと撮影した。ピントの合った写真が撮れた。よく見るといろいろな花や虫がいる。
ネジバナ | チョウトンボ | |
数多く咲いている。
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チョウトンボも多くいる。
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ツルアリドオシ | モンシロチョウ | ショウジョウトンボ |
アカネ科、ツルアリドオシ属
葉が卵型でないのが気になるが・・・
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チョウ目、アゲハチョウ上科、シロチョウ科。
羽根に黒い紋が二つある。この紋からモンシロの名前が付いた。
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トンボ目、トンボ科、アカトンボ亜科。44-55mm。平地の池や水田などでよく見かける。
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アオメアブ | ハルジオン | ヒョウモンモドキ? |
交尾の最中 河川敷や草原などでよく見かける。 |
キク科、ムカシヨモギ属の多年草、道端でよく見かける。北アメリカ原産の帰化植物。大正時代に観賞用として輸入された。
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チョウ
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ショウリョウバッタ | ショウリョウバッタ | セイヨウタンポポ |
褐色のタイプ
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緑色のタイプ
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キク科、タンポポ属の多年草。ヨーロッパ原産の帰化帰化植物。
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先日、6月12日に島田緑地の自然観察会に参加し、年に2回公開される「保全区域」を見学する機会に恵まれた。9年前に、土日祝日に公開されている「再生区域」を見てから今回まで、一度も訪れていなかった。9年目の6月12日(土曜日)に、たまたま訪れたら、偶然に「保全区域」の公開日だった。 今の時期はシラタマホシクサやハッチョウトンボが見られるということで、期待が高まる。普段から緑地の再生維持に携わっておられる10名以上のボランティアの人々の案内で「保全区域」に入った。
島田緑地平面図 名古屋市緑政土木局緑地維持課制作のパンフレットから引用 |
今回、見つけた色々な自然の一部の写真を下に載せる。案内者の話では10日前までは数十種のトンボが見られたが、原因不明で、現在はほとんどいなくなってしまった。カラスが襲撃したのか? ハッチョウトンボは居る。保全区域の池を反時計時計回りに歩いて観察した。
保全区域の入り口の池 | タヌキモ | モウセンゴケ |
食虫植物などが見られた。アメリカザリガニの捕捉かごが設置してあった。
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入り口の池の水面に浮いていた。食虫植物。タヌキモ属(Utricularia)は、シソ目タヌキモ科に分類される植物の一属。世界中の湿地に生息している。黒い粒が捕虫嚢。
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池縁で見かけた。食虫植物、モウセンゴケ科モウセンゴケ属に分類される多年草の1種。葉身はほぼ円形で長い毛が生えている。
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池縁を奥に登ってゆく | 湧水源から湧水が湿地の中の細い沢を流れ下って池に入る。 |
シラタマホシクサが咲き始めていた。 花期は8月下旬から10月、環境庁のレッドリストの絶滅危惧種Ⅱ類に指定。 |
ハッチョウトンボの雄と雌 | ハッチョウトンボの雌 | ハッチョウトンボの雄 |
右上に雌、左下に雄が同時に撮れた。あまり飛び回らず、じっとしている。体長は小さく、2cmくらい。
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地味な色で回りに溶け込む。目立たなくても雄が見つけてくれる。
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派手な目立ちやすい赤色。動物の世界では雄が派手な色を付ける。雄は小さな縄張りを持ち、静止状態で雌を待つ。
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メダカ | ヒメツルソバ(外来種) | 花の名前は不明 |
昔は其処ら中で見かけたが、今はなかなか見かけない。ダツ目メダカ科メダカ属(学名 Oryzias)に分類される淡水魚の総称。
ドジョウもいるらしい。
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ネジバナ | 花の名前は不明 | 木の名前は不明 |
昔の湿地帯で見られた動植物も、他に色々あったが中々把握できなかった。次の機会に写真に撮りたいものだ。
午後2時過ぎに菅田口からオアシスの森へ入る。鳥の気配はない。トンボ池近くでキタキチョウがたくさん飛んでいた。ヒメオドリコソウの花の蜜を吸っている。天白公園でもヒメオドリコソウにとまっていた。この花の蜜が好きらしい。ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産の越年草で、シソ目シソ科オドリコソウ属。咲いている花を適当に撮りながら、山根口、稲田口、笹原、天白川緑地と歩いた。
キタキチョウが蜜を吸う ヒメオドリコソウ |
ヒメツルニチニチソウ |
シャガ | ミツバツツジ |
天白川緑地では、学校が春休みなので、子供たちが遊んでいた。自然の中で遊べるのは大変良いことだ。対岸の砂州では鳥が二羽、水浴びなどして遊んでいた。距離が遠いので鳥の種類は明確にはわからない。ハクセキレイか?
天白川緑地 菅田橋の南から西方向を撮る |
ハクセキレイが2羽 | 水浴び |
今日は気持ちの良い日曜日。オアシスの森を経て、螺貝池、戸笠池を回る。
オアシスの森の山根口ではウグイスが盛んに鳴いていたが、姿が見えない。場所をどんどん変えるので、しっかりと探せない。大きな三脚を据えた人がいたが、果たしてうまく撮れたかどうか?
梅林の奥でコヒガンザクラ?が満開だ。
コヒガンザクラ? |
稲田口へ向かうと、開花し始めたミツバツツジの群生があった。
コバノミツバツツジ |
周りの木々をきれいに整備してくれてあるので、今年も元気な姿を見せてくれそうだ。1950年代以前は、全山がツツジの花で真っ赤に染まったそうだ。
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戸笠公園では、黄色の花が咲き始めていた。池では、今日は多くの水鳥がいた。キンクロハジロが一羽交じっていた。種が違っても一緒にいると安心なのだろう。
ウンナンオウバイ | キンクロハジロの群れ |
戸笠公園で咲いている。
モクセイ科ソケイ属、常緑半つる性
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キンクロハジロとホシハジロの夫婦、同じハジロ属。カモ目カモ科ハジロ属。保全状況は減少懸念だそうな。冬鳥
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ツバメ | 2羽のツバメが交叉 |
最近、よく見かけるようになった。うれしいことだ。野鳥公園を整備すれば鳥は集まってくる。
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4~5羽のツバメが飛んでいた。
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ナヨクサフジ |
池の土手で沢山の花が咲き始めている。ヨーロッパ原産で飼料や緑肥として栽培、1943年ごろ日本に帰化。つる性1年草、マメ科ソラマメ属
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21日~22日は重いD50は持たず、スマホのみもって花を撮って歩く。春盛りで、野草も樹木も花をつけ始めている。道端の小さな野草の花を見つけるのは楽しみだ。ソメイヨシノはまだ未開花だ。
21日は戸笠池の土手などで撮る。
ムスカリ | ヒイラギナンテン(樹木) |
土手で咲いている。原産地は地中海沿岸~西アジア。野鳥が種を拡散しているらしい。土手などで広く繁殖している。キジカクシ科 ムスカリ属
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キンポウゲ目メギ科。
戸笠公園の植木。
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22日は天白中学の裏山の道から天白公園へ。裏山の道にシャガが一凛咲いていた。
シャガの花 |
アヤメ科アヤメ属。木の下、斜面など湿ったところに咲く。最近見かけなくなったので、うれしい。
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レンギョウ | ソメイヨシノ |
天白公園の植木。モクセイ科レンギョウ属、中国原産
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天白公園の桜はいつも遅咲きだ。
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河津桜(カワヅザクラ) |
早咲きの桜。一本だけありよく目立つ。最初に春を知らせる。
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気が向いたので新車(アクア)に乗ってグリーンロードを走り、猿投山へ。
10月7日日曜日で、秋晴れの晴天ということで、猿投神社付近の登山客用の駐車場は満杯。少し登って道路わきに駐車している車群のわずかな隙間に駐車できた。さわやかな空気が心地よい。久しぶりなので11時ごろからゆっくりと登る。もうすでに降りてくる人も多く、挨拶をしながら、気持ちよく登る。途中、展望台に寄ってゆく。こちらに来る人は少なく、3組くらいしかいない。
再び登り始めると登山道わきに二種類花が咲いていた。一つはシソ科テンニンソウ属のミカエリソウで山地の林床に咲く、花期は9月。一つはシソ科ヤマハッカ属のセキヤノアキチョウジで山地の木陰に生息する。花期は8月~10月。猿投山では花を見ることは少ないので貴重な花だ。
東宮で昼食をとり、また登ると、登山道わきの杉の木が間伐されて、道の補修やベンチ用として使われていた。頂上に上ったら新品のベンチが沢山出来ていて、多くの登山者が腰かけていた。今まで数年間もこのようなことはなかったので、最近、登山客が増えていて、それに備えてのことかもしれない。
昨年と違い、今年はコナラの樹に粉が吹いていない。昨年、一昨年はカシノナガキクイムシが大発生して数多くのコナラの樹が枯れて、切り倒された。今年は冬が寒かったせいか、またはカシノナガキクイムシの大発生の周期が去ったのか、粉を吹いている樹が見当たらない。うれしいことだ。 やはり、冬は寒くなければいけない。今年の夏も涼しい夏のようだ。地球の温暖化サイクルが寒冷化に向かって進みだしたか?
また、キイロスズメバチの発生もいまのところ少ないようだ。時々見かけるが、「危険の看板」も昨年よりも少ない気がする。しかし、ピークは8月後半から9月だ。注意して歩こう。
いつもの花が今年も咲いてくれた。新池のスイセン、天白公園のクサギ。
今は一番暑い時期だ。炎天下の散歩は気が進まないが、決めたことはやり通さないとという気持ちで傘を日よけにして歩いている。世の中では熱中症も頻発しているようなので、水筒をもって水を補給しながら、体を冷やしながら歩いている。体調の悪い日にはさすがに歩くスピードが落ちるし、斜面の登るのもしんどくなる。そんなときに元気づけてくれるのが、野原の情景だ。炎天下で花を咲かせている野草、元気に飛び回っているトンボ、大量に巣立っているクマゼミをみると元気が出てくる。
ワルナスビ(ナス科)、 オニユリ
サルスベリが鮮やかな季節だ。炎天下でもみずみずしい花を次々と咲かせるこの花は原産地はインド北部。やはり熱帯に咲く花は他の花とは一味違う。
シオカラトンボ、ヤンマ、クマゼミ?の抜け殻、地面に開いた幼虫が出てきた穴。かれらには一番元気が出る暑さに違いない。
昨日の散歩でネジバナ(ラン科ネジバナ属)を見かけないと書いたが、今日は色々な場所でネジバナを探した。確かに数は少ないが人がなかなか入れないところにひっそりと咲いていた。湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育する花だ。数年前は天白公園の運動場脇に多く咲いていたが今回は一本のみ。人が踏みつけてしまうのか、取ってしまうのか?運動場を含め3か所で咲いていた。どっこいしぶとい花かもしれない。
草深い雑草地で;
運動場の端で;
人が入れない囲いの中で;
また、新池の堤の北斜面では茎の長いタンポポが一面に咲いていて、花の黄色が緑に映えて大変きれいだ。こんなに長い首のタンポポがあるのには驚いた。
また、いまはチガヤ(イネ科の多年草)がそこらじゅうで白い綿穂をなびかせている。日本的な風情のある雑草だが、数は少なくなっている。細口池公園には多く見られる。昔は釣鐘ニンジンなどの秋の七草が一緒に生えていたものだが、いまは大型の雑草に負けてしまっている。野焼きなどをして背丈の低い草原にすると、また秋の七草が姿を現すかもしれない。
しとしとと梅雨の小雨が降る中を歩いた。今日は小山には上らず、歩道をひたすらに歩く。退屈しないようにiPhoneにイェネ・ヤンドー弾くリストのハンガリー狂詩曲をいれて、聞きながら歩く。初めて聞いたときは少し違和感があったが、何度も聞くうちに、歯切れの良い正確なタッチが好きになった。道端に咲く野の花を探しながら歩く。色々と今頃の常連の花がみずみずしく咲いていた。
細口池公園では他ではなかなか見られないヒナギキョウやアカバナユウゲショウが今年も道端に咲いている。カッターによる草取りにもめげずに咲くのは大したものだ。
一方、天白公園のグランド沿いの道端でよく見られたネジバナ(ラン科)が今年は見かけない。なんとか生き残っていてほしい。キンシバイ、シモツケソウ、ノイチゴなどを見かけた。
梅雨時は、そのじめじめした気候から好まない人も多いに違いないが、私は好きだ。灼熱の夏を前にして梅雨時は気温は低く、歩けば風が身体にあたって涼しい。野山の緑は雨水に濡れて生き生きし、野の花が数多く咲くのもこの季節だ。夏になってしまえば、花の数はずっと減ってしまう。今日は久しぶりにカメラを持ち出して、おなじみの野草の花を撮ってきた。ツユクサの花が以前ほど見られないのが気になった。いまや貴重な花だ。昔の梅雨時よりも、雨の量が少なくなっているせいか?
新池のネムノキに花芽が実っている。あと1か月もすれば花が咲きだす。楽しみだ。ノイバラの花が道端で咲いている。ピンクがかった色合いがかわいらしい。
ツユクサはの花は10年ほど前にはどこでも群生しているのが見られたが、今は群生が見られず貴重品だ。雨が少ないせいか?雑草ではあるが、花は気品があって美しい。
アオジやジョウビタキは毎年同じ場所にやってきて、一冬過ごしてゆく。一度場所を決めて定住を始めると、人をあまり警戒しなくなる。アオジは道路に降りて餌を探していることが多いのでスズメと間違えそうだ。一方、メジロは定住せずに森の中を常に移動しているし、一羽で居るときは警戒心がつよい。それぞれに特徴があって面白い。
今日はメジロが逃げてゆくところが撮れた。すばしっこい様子が表現できた。
もうスイセンが咲いている。12月ごろから咲き始める多年草の花だ。これはニホンスイセン(ヒガンバナ科スイセン属)。ニホンと名が付いているが地中海沿岸の原産 で、小アジア、中国を経て鎌倉時代に日本にきた。今や日本全土で咲いているたくましい花だ。英名Narcissus(ナルシソス) はキリシャ神話に出てくる水面に写った自分の姿に恋をした美少年の名前である。
ケータイからアップ。ユリ科ユリ属。開花時期は、 北半球では6月から 8月頃。世界広く亜熱帯から亜寒帯まで生育し、原種は100種以上をもあるそうな。
ユリ科ゴボウシ属。多年草。やや湿った草原、河原、湿原やその周辺草原などに生育する。
ケータイからアップ。今日もオアシスの森から相生山緑地へ、いつものお決まりコースを歩く。デジ一眼は重いので、ケータイのカメラ(200万画素)で気の向くままに撮影し、直ちにアップしてゆく。今日は日差しが強烈だ。
ケータイからアップ。
6月ごろになると毎年あちこちに咲き出す雑草。キタアメリカ原産の帰化植物。総状花序の花で
秋には黒い実をたくさんつける。
40年前の8月に個人で尾瀬に行ったが、今回ツアに参加して再訪した。奥只見ダム(750m)の近くにあるネイチャーカレッジ緑の学園で一泊。翌朝、奥只見湖を遊覧した後に湖畔からシャトルバスに乗り換え小池経由沼山峠(山の駅、1660m))で下車。沼山峠(1781m)を越えて湿原に入り、沼尻平経由で見晴(1415m)着。尾瀬小屋で一泊し、竜宮十字路、牛首分岐、山の鼻経由で鳩待峠(1591m)まで歩いた。歩行距離約22km。40年前は鳩待峠から見晴往復。今回は逆方向に尾瀬を横断したことになる。
当時も山小屋は満員で廊下で寝たが、小屋の数が今より少なかったためで、尾瀬に入っている人の数は今回よりも大分少なかったはずである。今回は入山者が多く(9000人?)、木道は人が蟻の行列のように歩いている。国が豊かになり、多くの人が遠方からもやってこれるようになった証拠だ。今回は旅行社のツア(40人)で行ったこともあってあわただしっかったが、一方、ガイドさんからいろいろ教わることができた。
魚沼市折立からトンネル総延長 18kmのシルバーライン(片側 1車線)で奥只見ダムに行く (ダム工事用に掘られたトンネル) |
奥只見ダム(重力式ダムでは 堤高157mは日本最高) |
ツア客は地下発電所を見学できる | 奥只見湖 尾瀬ヶ原湿原などを水源とする |
奥只見湖から見える燧ヶ岳 | 湖畔の山肌に見られる雪崩道 雪崩で木が育たない |
御池から尾瀬沼山峠への道で 見られるブナの原生林。 シャトルバスで行く。 |
沼山峠から 尾瀬沼ビジターセンターへ、 |
沼山峠を越えて尾瀬沼ビジターセンターを目指す。峠には残雪があり、一部ぬかるんでおり歩きにくい。今冬は大雪で雪の消えるのが遅いとのこと。
シラビソの3世代交代、 |
サンカヨウの花 メギ科サンカヨウ属 深山に生える多年草 |
イワナシの花、常緑小低木 ツツジ科イワナシ属 |
峠を越えて大江湿原(低層湿原)に入るとミズバショウの群生が迎えてくれた。夏にはニッコウキスゲが咲き乱れる。 |
ミズバショウの花 サトイモ科ミズバショウ属 |
大江湿原の木道 |
タテヤマリンドウ、 リンドウ科リンドウ属 |
ワタスゲの花の散ったあと カヤツリグサ科ワタスゲ属 |
ショウジョウバカマ、 多年草 ユリ科ショウジョウバカマ属 |
湿原から見える燧ヶ岳、火山。 日本百名山(2346m) 尾瀬湿原は8000年前に 燧ヶ岳の山体崩壊でできた。 |
リュウキンカ、 キンポウゲ科、リュウキンカ属 低層湿原(川の流域や湖畔) に生える多年草 |
シラネアオイ、 キンポウゲ科、シラネアオイ属 一属一種の日本特産種 花びらのように見えるのはがく片 |
尾瀬沼ビジターセンター近辺から燧ヶ岳 | 尾瀬沼ビジターセンター近辺 |
尾瀬沼ビジターセンター近辺から燧ヶ岳 | サルノコシカケ このキノコは初めて見た |
尾瀬沼の沼尻から今日の宿である尾瀬小屋に向かう。途中の白砂峠ではまだ残雪があり、滑りやすいので注意して歩く。岩がごつごつした道で登り下りがある。
コミヤマカタバミ ツツジ科ツツジ属 |
ムラサキヤシオ(ミヤマツツジ) 深山の針葉樹林などに生える |
ハウチワカエデの花 | シロバナエイレンソウ |
ニリンソウ キンポウゲ科イチリンソウ属 |
いっせいに咲き始めた。キキョウ科の多年草。 昔、花の中にホタルを入れて遊んだことからこの名がある。ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
毎日、毎日緑が増える。極端に言えば、昨日にすけすけだった道が今日は緑の葉で暗くなっている。新しい種類の花が次から次へと咲く。これはニセアカシヤ。ケータイからアップ。
天白公園を散策。いろいろな花が咲き始めている。ケータイからアップ。この白い花はナンジャモンジャ(ヒトツバタゴ、モクセイ科、ヒトツバタゴ属)の木の花。愛知県や岐阜県に自生する珍木だそうな。 ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
キク科。北アメリカ原産。 ケータイからアップ。
ケータイからアップ。
ケータイからアップ。相生山緑地。いつもの花が草むらから顔を出している。庭に植えられた花が草むらに飛んできて咲いたものだろう。季節の変化を知るには野原の野草を見るのが一番だ。
今日は渥美半島の田原市にある山々を歩いた。晴天に恵まれ、新緑がまぶしかった。豊橋鉄道の渥美線田原駅から清谷川(せいやがわ)沿いに衣笠山(278.4m)を目指して歩く。街中では道沿いに城宝寺(渡辺崋山の墓がある)、龍泉寺(芭蕉の句碑がある)、龍門寺など大きな寺々が並んでいる。清谷川の河川敷にはダイコンソウの白紫の花が咲き乱れている。
たはらアルプスといわれる山々の中を、衣笠山ー滝頭山ー中西山ー藤尾山ー滝頭不動滝ー不動岳ー赤松山ー扇原ー稲荷山と歩いた。道はよく整備されて歩きやすく、道路標識も丁寧だ。迷うことなくあっという間に歩けてしまう。今回のコース以外にもいろいろな選択肢があり楽しめそう。
滝頭公園横から上り始める。少し行くと紫色の小さな花が咲いている。キランソウだ。
衣笠山の頂上からは三河湾の広い範囲が見える。風車や自動車運搬船が見える。トヨタ自動車の田原工場、東京製鐵の建物が見える。
蔵王山にも風車が立っている。三河湾にはいくつかの島が見えるが、今日は晴れているのに中国からの黄砂が強烈らしく、かすんで見えにくい。
衣笠山から少し下りたところに展望岩があり、そこからは仁崎の漁港が見える。
これ以降は、あまり見晴らしの良いところはなかったが、開けた緑の道、滝、降り口には赤い鳥居のある神社仏閣ありで、箱庭を歩くようにのように楽しかった。
可憐な野の花、木の花が次々と咲き始めた。
ミヤマガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)
朝から小雨。ケータイをサイドバッグに入れて出発。初夏への先駆けとして、空き地などで野草が咲き始めている。どんどん撮影し、その場でアップ。画質が落ちるが、1眼レフカメラではいったん自宅に帰ってからでないとアップできないが、ケータイはその場でアップできるのが魅力的。
この花はミヤマガマズミ(スイカズラ科ガマズミ属)。
いつもの散歩で天白公園向けて歩いていたが、途中で今日は土曜日であることを思い出し、島田緑地に方向転換する。島田緑地とは天白区の住宅街にある名古屋市のビオトープである。もともと湿地帯であった所が、宅地造成で消滅しそうになった。そこで名古屋市が湿地帯の一部をポンプで年中給水するようにして、人工的に残したものである。フェンスの外からは何度も見ているが、いままで中に入ったことが無い。土曜日にしか中に入れないからだ。往復で7から8kmくらい歩いたか?
行ってみると、いつもは閉まっている入り口の網戸が開いていた。中には他に誰もいない(後で気がついたが、垣根の外に立っている小屋に監視員がいたらしい。)。喜んで中に入り、Lumix FZ-10で写真を撮った。
シラタマホシクサが一面に咲き、サワギキョウなども数本が花をつけていた。昔からこの地域の湿地帯にあった花であろう。天白区では他の場所ではもう見ることは出来ない貴重な花だ。
池の底には特徴的な赤い泥が見える。アメンボもいる。
しかし、本来の湿地帯の在来種ばかりでなく、雑草なども多そうだ。ヒメツルソバ(外来種?)とかアザミなどの花も沢山咲いている。
トンボが飛んでいたが、普通のアカトンボ(マユタテアカネ)であり、有名なハッチョウトンボではない。ハッチョウトンボは体長2cmくらいで、もっと小さく、目(複眼)まですべて赤色。
ハッチョウトンボは8月初旬で姿を消す。モウセンゴケの花も咲くらしいが、今は時期ではない。
このビオトープが出来てからもう40年近くなるだろうか?まだ、ハッチョウトンボが夏には飛ぶ状態に保っている関係者の努力に感謝したい(年々、数が減っているらしい)。なにせ住宅地帯の一角の狭いビオトープなので、周囲からいろいろな雑草の種が飛んできて、昔の状態を維持するのは大変な苦労であろう。せめて数倍の広さがほしい。21世紀には人々が自然の再生をより望むようになると思う。大名古屋市にふさわしい予算をつけてもらいたいものだ。それが出来るような市長は尊敬されるだろう。
16日の朝に出発し、17日に志賀高原を歩き、同日帰宅。
「千と千尋の神隠し」に出てくる温泉宿のような古い木造四階建ての渋温泉「金具屋」(海抜約700m)に一泊した。内湯の「鎌倉の湯」では大きな木製の湯船でゆっくりと身体を休めることができた。他の内湯、外湯も回った人の話では「鎌倉の湯」が一番良かったそうである。
翌日はバスで前山リフト入り口まで行った。宿(海抜約700m)から1700m~1800mの散策コースに着くまでの道路沿いから見える樹木は程よく紅葉しており、目を楽しませてくれた。
リフト(1800m)を降りてから、志賀山(2037m)登山コースを歩く。山道は岩がごろごろし、木の根っ子が張り出した急登道であった。志賀山からの視界は無かったが、一旦下って登り返した裏志賀山(2040m)からの見晴らしはすばらしかった。四十八池(実際は60以上の池がある)、熊笹の山肌、黒姫伝説の龍が住んでいたという大沼池が良く見えた。いかにも伝説の生まれそうな雰囲気が漂う。
裏志賀山を下って大沼池をまわり、大沼池の池尻で昼食。それから大沼池入り口まで林道ではなく、登山道をひたすら下る。花は見かけない。ヒカリゴケが見られそうな岩の陰がいくつかあったが、発見できず。1800mから上にある散策コースの周辺では、残念ながら紅葉はすでに終わっていた。大沼池入り口付近間で下ると、再び紅葉が見られ、ツルリンドウやゴゼンタチバナの赤い実が見れたのがうれしかった。
大沼池・・・黒姫伝説では黒姫が嫁いだ龍が住んでいた。黒姫山の由来。
今年は梅雨がなかなか明けず、昨日も大雨だった。今日は一日中晴れとの予報があり登ることにした。国の補助金政策でETC装置が格安で手に入ったので、グリーンロードを快適に走れた。ほとんどの車がETC専用レーンを通り抜けてゆく。ゲートの料金徴収員が手持ち無沙汰そうに立っている。am11時に猿投神社に着くと駐車場は車で満杯。かろうじて1台分のスペースを見つけて駐車。しかし、歩き始めてみると登山者の数はあまり多くない。駐車場の車の主はどこに行ったのやら。
大雨が続いたせいで猿投川の水量が多い。川べりの植物はみな生き生きしている。川沿いの木陰にタマアジサイを見つけた。花の少ない猿投山だけにうれしい出会いだ。山に入ると、風が涼しい。これならあまり汗をかかずに済みそうだ。季節外れの鶯の鳴き声が聞こえる。登山道はここのところの大雨で大分痛んでいる。山の道の補修も大変だ。今日は自然観察道を降りて、樹木の写真をとることにする。
東の宮の前にエノキ(ニレ科エノキ属)の大木がある。落葉広葉樹。直径1mほどだが、直径1.5mにもなる種類らしい。大切にしたいものだ。姿のよい杉林も広く見られる。間伐がなされて手入れがよいと太陽の光が地面まで届き、根元にはこの写真のように広葉樹が育ってくるのだそうな。
猿投山の植生は温帯乾燥地に生育する木が中心だと説明版にかかれている。ソヨゴ(モチノキ科モチノキ属)は樹皮が灰褐色で滑らかな常緑広葉樹だ。樹高15mにもなる。ソヨゴも乾燥地で生き延びられるな戦略を持った木である。
ウラジロガシ(ブナ科コナラ属)は温帯域で成育し乾燥に強い常緑広葉樹だ。樹皮は灰褐色で、ブナ科だけに葉は薄くて太陽光をよく通す。
モミはマツ科モミ属。樹皮は灰褐色でざらざらしている。常緑針葉樹で樹高は40mにもなる。乾燥地に強い。
ネズミモチはモクセイ科イボタノキ属。常緑広葉樹で8mにもなる。葉は革質で光沢がある。半日陰や乾燥地でも生育する丈夫な植物。
アカガシはブナ科コナラ属。常緑広葉樹。25mほどの樹高になる。ブナ科なのでドングリが実り、これは食べられるそうだ。乾燥地で育つ。
ツガは常緑針葉樹。マツ科ツガ属。樹皮は赤褐色で複雑に裂けている。大木では樹高40mにもなる。岩の露出した崖地など乾燥地に強い。
ヒサカキは常緑広葉樹。ツバキ科ヒサカキ属。樹高は4~8mで樹皮は灰褐色。乾燥した丘陵地や山地に生える。
イヌツゲは常緑広葉樹。モチノキ科モチノキ属。乾燥した山地でも育つ。
最近、相生山緑地やオアシスの森のウォーキングコースを教えてくれるすばらしいWeb案内図を見つけた。作ってくれた人に感謝。これを見ながら緑地内のいろいろなコースを安心して歩ける。 今日も稲田口から相生山緑地に入り桜並木を歩き相生小学校へ出る。カワラヒワがいつもの梅ノ木で遊んでいる。
カワラヒワ | ハナニラ |
(ユリ科ハナニラ属)とスズランスイセン
(またはスノーフレーク) (ユリ科の多年草) 原産地は地中海沿岸 観賞用が繁茂したか? |
3月末ともなるとある日いっせいに花が咲き出すことがおこる。数日前がそうだった。二日前にはまだまだ蕾だった桜や三つ葉つつじがが、その日には満開に近い状態になっている。今日はオアシスの森の梅林→稲田口→相生山緑地→相生山神社→桜並木を歩いて花を満喫した。
シダレザクラ | シダレザクラ |
ソメイヨシノ |
ミツバツツジ | ミツバツツジ |
スミレ(ヒメスミレまたはマキノスミレ?) |
オオイヌノフグリ | オオイヌノフグリ |
(ゴマノハグサ科クワガタソウ属)
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白モクレン | レンギョウ |
ユキヤナギ | コナラの芽が息吹いている |
ボケ(バラ科ボケ属) | ボケ |
ナノハナ | ムラサキハナナ |
ヤエザクラ | ヤエザクラ |
スギの雄花 | ヒメコブシ |
花粉症の元凶
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モクレン科モクレン属
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フキノトウ | ラッパスイセン |
キク科フキ属
フキノトウはフキの花茎、
食べられる 早春に地面から顔を出す |
ツルニチニチソウ | |
キョウチクトウ科、ツルニチニチソウ属) 最近はあちこちの土手などで咲いている。
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天白公園からケータイでアップ。
天白公園からケータイでアップ。ヒルガオ科、サツマイモ属。
天白公園からケータイでアップ。
オアシスの森からケータイでアップ。秋には黒紫色の実がなる。
オアシスの森からケータイでアップ。明治の初めに渡来した帰化植物。いまでは雑草化。
細口池公園への道の途中で見かける。
細口池公園への道の途中で見かける。ブドウ科。多年草。
天白公園からケータイでアップ。
天白公園からケータイでアップ。
天白公園からケータイでアップ。
細口池公園で蕾をつけたこの草を6月18日に撮った。どんな花を咲かすか楽しみにしていたのに、その数日後、10本以上あった花を心ない誰かが全部折ってしまった。ひどいことをする。ところが路傍で咲いているのが見つかったので、うれしくなって撮った。小さなユリのような花が沢山咲くようだ。 ネギ科の多年草で、南アフリカが原産。
細口池公園からケータイでアップ。ナス科ナス属。北アメリカ原産。地下茎をひいて増える多年草。ナスの花に良く似ている。
細口池公園からケータイでアップ。ナス科、ナス属。温帯から熱帯に広く分布するらしい。花期は7-10月。花は7mmくらいの大きさ。花が終わると黒い球状の果実をつける。役に立たないのでイヌの名がつく。
天白公園からケータイでップ。雨の中、公園北の民家の庭先で咲いていた。キク科、ヒマワリ属。花期は7月から9月。
天白公園からケータイでアップ。ユリ科、ヤブラン属。大根池東の遊歩道脇で咲き始めた。花期は8-10月なので大分早咲きだ。
細口池公園への途中の路傍で咲いていた。アカネ科、ヘクソカズラ属。多年生のつる草。悪臭がある。花期は8-9月なので、少し早咲きのようだ。
細口池公園からケータイでアップ。ネギ科の多年草で、南アフリカが原産。植栽されており、これから咲くようだ。どんな花かな?
天白公園からケータイでアップ。ラン科、ネジバナ属。多年草。大根池西の広場の散策路脇に数本咲いていた。
天白公園からケータイでアップ。下の写真の遠景。
天白公園からケータイでアップ。ドウダイクサ科、アカメガシワ属。球状に開いた数多くの黄色の雄しべが可愛い。昔、この葉に食物を載せて食べたので、ゴサイバ(御菜葉)とかサイモリバ(菜盛葉)とも呼ばれるそうだ。
天白公園からケータイでアップ。ツユクサ科、ツユクサ属。花期は6から9月。
オアシスの森からケータイでアップ。ユキノシタ科、ユキノシタ属。緑地駐車場の道路沿いに沢山咲いている。
オアシスの森からケータイでアップ。
オアシスの森からケータイでアップ。
オアシスの森からケータイでアップ。
オアシスの森からケータイでアップ。ツユクサ科、ムラサキツユクサ属。南アメリカ原産の常緑の多年草。
オアシスの森からケータイでアップ。キキョウ科、キキョウソウ属。北アメリカ原産の帰化植物で、1年草。一つの茎に複数の花をつける。
オアシスの森からケータイでアップ。キキョウ科、キキョウソウ属。北アメリカ原産の帰化植物で1年草。茎の一番上に一つ花をつける。
オアシスの森からケータイでアップ。
オアシスの森からケータイでアップ。ナデシコ科、ハコベ属。花弁は5弁だが、10弁のように見える。花期は4月から10月。
天白公園からケータイでアップ。ドクダミ科、ドクダミ属。花びらのように見えるのは総苞片(蕾を包んでいた葉)である。10種の薬効があり、ドクダミ茶として市販されている。
細口池公園への道端で咲いていた。きれいな花である。ベンケイソウ科、キリンソウ属。葉肉が厚い。乾燥に強いらしい。
天白公園からケータイでアップ。
細口池公園からケータイでアップ。イネ科、チガヤ属。白い毛は密生した花穂である。「地上最強の雑草」という説がある。
天白公園からケータイでアップ。植栽されたユリが咲き始めている。
細口池公園からケータイでアップ。ユリ科、ネギ属。多年草。球根は食べられるらしい。
細口池公園からケータイでアップ。フウロソウ科、フウロソウ属。薄紫色のアメリカフウロの花。
細口池公園からケータイでアップ。フウロソウ科、フウロソウ属。北アメリカ原産の帰化植物。やせ地に育つほど葉が赤くなる。花は既に終わり、赤い葉にツノのついた黒い実が見える。
細口池公園からケータイでアップ。ユリ科、チゴユリ属。
細口池公園からケータイでアップ。ズームアップ。色はこちらの方が実際に近い。
細口池公園からケータイでアップ。
細口池公園からケータイでアップ。キキョウ科、キキョウソウ属。北アメリカ原産の帰化植物で1年草。直径8mm位の青紫のかわいい花が茎の一番上に一つ付いている。花はカンパニュラアルペンブルーに似ているが、それより大分小さい。葉の形は全く違う。
細口池公園からケータイでアップ。下の花をズームアップ。
細口池公園からケータイでアップ。
細口池公園への途中の道脇で咲いている。ケシ科、ケシ属。ヨーロッパ原産の1年草。朝咲いて夕方には散ってしまう。
細口池公園への途中の道脇で咲いている。アカバナ科、マツヨイグサ属。北米南部原産の多年草。花径は4-5cmか?5月15日に細口池公園で咲いていた花径1cm以下のピンクの花の大型版みたいだ。
天白公園からケータイでアップ。カタバミ科、カタバミ属。花径は8mmくらい。和名のカタバミは傍食(かたばみ)と書き、葉の一方がかけているように見えることによる。南アメリカ原産の帰化植物。
細口池公園からケータイでアップ。花を拡大。
細口池公園からケータイでアップ。アカバナ科 、マツヨイグサ属 。花の径は10mm前後。明治時代に鑑賞用として、南アメリカから持ち込まれたものが野生化。夕化粧というが、昼間でも咲いている。
細口池公園からケータイでアップ。
多年草、ヨーロッパ原産(昭和8年に北海道で確認された)、牧草地、畑地、路傍。温帯~熱帯。
細口池公園からケータイでアップ。キク科、ハチジョウナ属。
細口池公園からケータイでアップ。バラ科、ヘビイチゴ属。
細口池公園からケータイでアップ。ヒルガオ科、ヒルガオ属。ヒルガオに比べて花も葉も小さい。花期は5から8月。
細口池公園からケータイでアップ。
細口池公園からケータイでアップ。アヤメ科、ニワゼキショウ属。北アメリカ原産の帰化植物。5月に入ってから道端に目立つようになった。かわいらしい花である。
散歩しながら道端に花を探していると、4月から5月にかけて小さな花が次から次へと咲き変わってゆくのがわかる。小さい花が多いけれど、接写してみるとそれぞれ立派な花だ。
細口池公園からケータイでアップ。下の花を拡大。
細口池公園からケータイでアップ。キンポウゲ科、キンポウゲ属。多年草。水田周辺の水路や溝、畦などに生育。
天白公園からケータイでアップ。ラン科、シラン属。
天白公園からケータイでアップ。バラ科、キイチゴ属。イネの種を蒔く「苗代」を作る頃に果実が熟すので、ナワシロイチゴの名が付いた。実は食べられるが、あまり旨くないらしい。
天白公園からケータイでアップ。ズームアップして撮影。
天白公園からケータイでアップ。ゴマノハグサ科、ウンラン属。アメリカ原産の帰化植物。大根池の土手に沢山生えている。薄紫の花。
天白公園からケータイでアップ。
天白公園からケータイでアップ。大根池の土手でいっせいに開花。キク科、ハルシャギク属、多年草。北アメリカ原産、明治時代に渡来した帰化植物。別名「特攻花」。特定外来生物に指定されている。繁殖力が非常に強く、日本固有の植物の生態系に悪影響を及ぼすことが懸念されている。個人で栽培することは禁止されている。
細口池公園からケータイでアップ。キク科、ニガナ属。茎や葉を切るとでてくる白い乳液が苦いのでニガナという。
細口池公園からケータイでアップ。キク科、ニガナ属。茎や葉を切るとでてくる白い乳液が苦いのでニガナという。
細口池公園からケイタイでアップ。クローバの名でよく知られる。帰化植物。原産はヨーロッパ、北アフリカ。マメ科、シャジクソウ属。
細口池公園からケイタイでアップ。ヨーロッパ原産の帰化植物。マメ科、ウマゴヤシ属。
下の花を拡大。
細口池公園からケイタイでアップ。ゴマノハグサ科、クワガタソウ属。花の径は5mmくらい。フグリとは陰嚢のこと。
細口池公園からケイタイでアップ。カタバミ科、カタバミ属 。
細口池公園からケイタイでアップ。 ゴマノハグサ科、サギゴケ属。花の径は5-6mmで道端に咲いている。一年草。
細口池公園からケイタイでアップ。花は淡紅色できれいだ。大正時代に観賞用として渡来して、野に広まった帰化植物。キク科、ムカシヨモギ属。
天白公園からケイタイでアップ。花が終わって子房が熟すとその先に萼の変化した冠毛が車状につく。雨の日には姿を消してしまうが、晴れるとまた姿を現す。
天白公園からケイタイでアップ。ユリ科ツルボ属の多年草。和名は大蔓穂 (オオツルボ)。 原産地は地中海沿岸地方。日本へは明治時代の中期に観賞用として渡来。草丈は20~50センチくらい。
天白公園からケイタイでアップ。ケシ科、ケシ属。
天白公園にて。ケイタイ(接写)からアップ。
マメ科、ソラマメ属。
天白公園にて。ケイタイからアップ。
アヤメ科、アヤメ属。大根池西にある山の東斜面、木陰に咲いている。
天白公園の芝生はいまタンポポの花盛り。ケイタイからアップ。
豊富な花が咲くことで有名な横山岳(1132m)に白谷出合から登った。今夜の宿である料理旅館「長治庵」(登山口に近い杉本町にある)に荷物を預けて10時15分に登山開始。五銚子の滝から上の登りは相当にきつく、頂上までの高度差があと100-200mのところで仲間の一人の足がつってしまった。そこで安全のために全員引き返すことにした。しかし、春の花を楽しむことができた。
水量豊かな沢を登る (11時16分) |
イカリソウ(11時22分) |
ニリンソウ | シャク |
12時16分
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12時16分
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ミヤマキケマン | ヤマブキ |
12時17分
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12時17分
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五銚子の滝で食事後、登山開始 (12時22分) |
ヤマルリソウ(12時31分) |
ヤマシャクヤク | シャクの群生(14時54分) |
この上辺りで引き返す
(13時05分)
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ラショウモンカズラ (15時2分) |
ウツギ〔15時5分) |
ミヤマハコベ (15時15分) |
16時30分下山。頂上近くや三高尾根で見られるはずだったイワウチハの花やカタクリノ花は残念ながら見ることができなかった。しかし、楽しい山行だった。今夜の宿である料理旅館「長治庵」にもどっておいしい料理を楽しんだ。
4月28日に薮原宿から旧中山道鳥居峠を越えて奈良井宿まで歩いた。山道に入ると直ぐに雹、雷、強雨、強風の嵐(寒冷前線)に見舞われた。
ヒトリシズカ(28日14時22分) |
エイザンスミレ (28日14時22分) |
奈良井宿 (28日14時36分) |
しかし、悪いことばかりではない。嵐は翌日の幸運を運んでくれた。29日午前5時に仲仙寺登山口から経ヶ岳を目指して登り始めると空は青く澄み渡っていた。さらに、南、中央、北アルプスや御嶽山、八ヶ岳の山々は嵐が置いていった新雪で装いを新たにしてわれわれを迎えてくれた。
経ヶ岳は頂上こそ見晴らしはよくないが、尾根を登る登山道の多くで日本アルプスの山々を展望できることで有名である。中央アルプスの木曾駒ヶ岳、宝剣岳が直ぐ南に迫っている。遠く北西には北アルプスの穂高岳、槍ケ岳がくっきりと見える。
木曽駒岳、宝剣岳 (29日9時4分) |
穂高岳など (29日10時2分) |
南東には逆光ではあるが、甲斐駒ケ岳、千丈岳が見える。また、西には御嶽山の堂々とした姿が近くに見える。
甲斐駒ケ岳、千丈岳 (29日8時3分) |
御岳山 (29日9時18分) |
北東には蓼科山、八ヶ岳も見える。大いに満足した。
経ヶ岳の7合目以上には残雪があり、特に8合目以上では、昨日の嵐で新パウダー状に積った新雪を踏みしめて登る喜びを味わうことができた。
9合目にある石仏 (29日9時45分) |
ダケカンバと残雪 (9合目、29日9時55分) |
経ヶ岳頂上 (29日10時24分) |
経ヶ岳 (29日9時3分) |
登りは残雪に苦労したが、頂上に10時30分到着、下山は14時50分に仲仙寺登山口に到着した。
秋山山行のための鍛錬として猿投山に登った。今日は雨は降らないという予報であったが、グリーンロードからみると頂上辺りは雲の中であった。昨夜までの雨で山全体がしっとりと湿っており、沢にも豊富に水が流れている。ウィークデイなので、体力鍛錬の中高年は当然のこととして、先生に引率された高校生や授業合間を縫って?の大学生の数人組みなどが登っており淋しくは無かった。
猿投山には山野草の花は期待していなかったが、下山途中でヤジノホトトギスが咲いているのを見つけて嬉しくなった。よく見て歩けばまだまだ色々な山野草の花を見つけられるかもしれない。
写真:ヤマジノホトトギス(ユリ科ホトトギス属)、山地に生える多年草、花期は8-10月
(カメラはPanasonic DMC-FX9)
昨日は鳩ヶ湯鉱泉に泊まり、今日(2日目)は別山(2399.4m)をめざす。上小池駐車場(920m)まで車で行き、5時25分に登山開始。標高差1479m。すでに周りは明るくなっている。できれば別山にピストン登山したいが果たしてどうか?右足首に若干痛みがあるのが気にかかる。
六本檜(1430m)まで直登し休憩する。赤兎山(右端の一番高い山)が見える。その左にわずかに顔を出しているが経ヶ岳。左端に雲間から顔を出しているのが荒島岳。上小池登山口から六本檜(地元の資料では6本槍)までは急登(標高差510m)が続くが、登り易い登山道だった。
図:GoogleEarth を使って登山路を画像化したもの。刈込池から3本杉(6本檜が正しい)、三の峰避難小屋、別山平、別山への登山道の地形が理解しやすい。
写真:六本檜から赤兎山(右端の一番高い山)を見る(7時6分)。(以下、カメラはPanasonic DMC-FX9)
さらに三ノ峰方面を見ると、右に三ノ峰避難小屋のピーク、中央左に三ノ峰のピークが確認できる。別山は見えない。三ノ峰の左裾野の奥辺りか? ここから別山までの標高差は969m。剣ガ岩を経て三ノ峰へ登る尾根道が見える。
六本檜を過ぎてからは尾根歩きになる。見晴らせる山頂山腹の緑がまぶしい。剣ガ岩(1671m)には稜線解説版が置いてあった。
写真:剣ガ岩にある稜線解説版(8時0分)
剣ガ岩から振り返ると荒島岳(1523m)が雲に浮いていた(8時0分)。
写真:剣が岩から見える荒島岳(8時0分)
三ノ峰避難小屋(2080m)に近づいたころ斜面に花畑があった。黄はマルバダケブキやメタカラコウ、ピンクはアザミやシモツケソウ(花なし)、紫はタカネマツムシソウ、白はセリ科の花(イブキゼリ)か?
写真:三ノ峰避難小屋の下あたりにある花畑(9時3分)
写真:タカネマツムシソウの群生(9時3分)
写真:タカネマツムシソウ(9時3分)(マツムシソウ科マツムシソウ属)、高山に咲く越年草、花期は8-9月
三ノ峰避難小屋に9時25分に到着。30分ほど休んだ後で、別山に向かって登山開始。10時1分に三ノ峰、10時57分に別山平(2208m)に到着。空の色は下界とはまったく違う。冷たい風が肌に心地よい。御手洗池の周りにはお花畑もある。ここからは別山(2399.4m)がはっきりと見える。ここからの標高差は約190mである。
写真:別山平にある御手洗池から見える別山(10時58分)
写真:池の周りにあるお花畑。(11時9分)
鳩ケ湯鉱泉で汗を流すには16時には戻らないといけないので、別山に登っていると間に合わない。別山への登山はまたの機会にとっておき、11時30分に下山を開始する。12時4分に三ノ峰通過。
三ノ峰避難小屋からの下りの尾根沿いには、色々な花が咲いているが、夏の花はそろそろ終わりで花の数は最盛期よりも少なくなっているに違いない。一方、珍しい花も見かけても、そのような時に限り急坂を登り降りしている時だったりして撮り損ねた花(タカネナデシコ、コケモモ、ハクサンシャジンなど)も多い。
写真:ハクサンフウロ(風露)(12時36分)(フウロソウ科フウロソウ属)、高山、深山に咲く多年草。花期は7-8月
写真:ウメバチソウ(梅鉢草)(12時38分)、ユキノシタ科ウメバチソウ属、山地や山麓の湿り気のある日当たりの良いところに生える多年草。花期は8-10月
写真:ミヤマコゴメグサ(12時49分)、ゴマノハグサ科コゴメグサ属、高山の草地に生える一年草。花期は7-9月
写真:カライトソウ(唐糸草)(12時50分)、バラ科ワレモコウ属、中部地方の日本海側山地に生える多年草。花期は8-9月
写真:オヤマリンドウ(12時53分)(リンドウ科リンドウ属)。花は閉じているのが殆ど(平開しないらしい)。たまに開いているものもあったが種類が違うリンドウと思われる。花期は8-9月
写真:白いオヤマリンドウ(12時53分)、葉が傷ついているけれど、形はオヤマリンドウに違いない。白は奇形なのか?
写真:クルマバハグマ(14時9分)(キク科コウヤボウキ属)。樹林帯に入ってから見かけた。
写真:カニコウモリ(14時35分)(キク科コウモリソウ属)、亜高山帯付近の針葉樹林帯に生える。花期は8-9月
写真:ハクサントリカブト(15時4分)(キンポウゲ科トリカブト属)。多くは木の無い尾根まわりで咲いているが、樹林帯の中でも見かけた。花期は7-8月
15時19分には登山口まで無事に下りることができた。別山平と小池駐車場との標高差1288m。六本檜に来るまでの尾根歩きは強い日差しに照らされて特に暑かったし、また標高が低くなるにつれて蒸し暑くなった。別山平や三ノ峰での風の冷たさが夢のようだ。
写真:登山口(15時19分)
去る7月16日に雨のため中止にした三ノ峰、別山(白山国立公園)登山のリベンジを計画した。第1日目は名古屋高速-小牧IC-名神高速道路-一宮IC-東海北陸自動車道-白鳥IC-158号線-勝原-173号線-鳩ヶ湯鉱泉-上小池駐車場(標高920m)と走った。ここに車を置いて上小池刈込池自然研究路を散策。刈込池を巡る一周4.3km、標高差100-150m程度のブナ林の中の道である。「熊に注意」の看板が目立つ。われわれ以外に散策者は見かけず、打波川の川音以外は聞こえない静かな環境だ。森の中はひんやりと涼しい。明日は三ノ峰、別山を目指す。
見かけた野草の花々は、
写真:ツリフネソウ(11時45分)(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)、山地に生える1年草。道沿いに群生していた。花期は8-10月。(以下、カメラはPanasonic DMC-FX9)
写真:アキギリ(12時8分)(シソ科アキギリ属)、山地に生える多年草、花期は8-10月
写真:ミズヒキ(12時21分)(タデ科タデ属)、山野に生える多年草(名古屋市の公園でも見かける)、花期は8-10月
写真:キツリフネ(12時26分))(ツリフネソウ科ツリフネソウ属)、山地の湿り気のあるところに生える1年草。花期は6-9月。ツリフネに比べてキツリフネは多くは見かけなかった。
写真:キオン(12時38分)(キク科キオン属)、山地に生える多年草、花期は8-9月
昼食後、再び森に入る。見かけた野草の花々は、
写真:カワラナデシコ(13時46分)、ナデシコ科ナデシコ属、雑草が繁茂し雑草の中に埋もれてしまいそうだ。
ここの山野草園では定期的に雑草を刈り取らないと山野草も生きてゆけない状態になっている。つまり、山野草を人が踏み荒らさないように道路などを作ると、道路周りの地面が乾燥して、雑草と称する特殊な草が繁茂を始めるのだそうだ。
写真:オミナエシ(13時57分)、オミナエシ科オミナエシ属
写真:タムラソウ(14時2分)、キク科タムラソウ属
写真:白いツリガネニンジン(14時4分)キキョウ科ツリガネニンジン属、白いツリガネニンジンは珍しいのではないか?普通は薄紫色。そういえば、本来は赤紫色のホタルブクロも伊吹山に自生するものは殆どが白色らしい。今回は撮り損ねたが。
写真:アカソ(14時10分)、イラクサ科カラムシ属
写真:ヨツバヒヨドリ(14時26分)、キク科フジバカマ属
写真:ゴマナ(14時29分)、キク科シオン属
写真:イブキフウロ(風露)(14時37分)、フウロソウ科フウロソウ属。
この後で、薬草風呂で汗を流し、ロープウェイのゴンドラから近江平野を眺めながら帰路につく。山野草教室の参加費用はゴンドラ代、受講料、薬草料理代、展望風呂代の合計で2500円であり、安いと思った。山野草の料理もおいしかった
写真:ゴンドラからの眺め(15時33分)
午前中の散策で見かけた野草の花々は、
写真:ワレモコウ(11時17分)、バラ科ワレモコウ属、日当たりの良い山野に生える多年草
写真:ミツバフウロ(11時20分)、フウロソウ科フウロソウ属、山地に生える多年草。
今や名古屋の住宅街ではなかなか見ることができないバッタがここではいっぱいいる。ミツバフウロの右上で夫婦のバッタがこちらを見ている。昔はこのような風景は珍しくも無かったが、今では懐かしい風景だ。
写真:ヒルガオ(11時25分)、ヒルガオ科ヒルガオ属、名古屋市内の川縁などでも見かける
写真:キツリフネ(11時29分)、ツリフネソウ科ツリフネソウ属、山地に生える多年草
写真:イブキセリモドキ(ヤマゼリ)(11時40分)、セリ科ヤマゼリ属、深山に 生える無毛の多年草
写真:ヘクソカズラ(11時43分)、アカネ科ヘクソカズラ属、名古屋市内の公園でも見かける
写真:ノカンゾウ(11時44分)、ユリ科ワスレグサ属、名古屋市内の野原でも見かける、花期は7-8月
写真:ユウスゲ(11時44分)、ユリ科ワスレグサ属、山地に生える多年草、花期は7-9月
写真:ネジバナ(11時50分)、ラン科ネジバナ属、名古屋市内の野原でも見かける
写真:シデシャジン(11時51分)、キキョウ科シデシャジン属、山地に生える多年草
写真:ヒメヤブラン(12時7分)、ユリ科ヤブラン属、山地の木陰に生える多年草
写真:クサボタン(12時28分)、キンポウゲ科センニンソウ属、山野の明るいところに生える、花期は8-9月
写真:シオガマギク?(12時30分)、ゴマノハグサ科シオガマギク属
写真:センニンソウ(12時31分)、キンポウゲ科センニンソウ属、野原に生える
午前の部の観察が終わり、薬膳料理をいただいた。なかなかおいしかった。
料理のおしながき;
一.山野草の天ぷら(よもぎ、しろよめな、いぶきふうろ、げんのしょうこ、とうき)
二.伊吹産黒ごま豆腐
三.茗荷粕漬、うり粕漬
四.山野草三種盛り
(おとこえしの酢味噌和え、ひれはりそうの胡麻和え、しろざのマヨネーズ和え、伊吹ハム(山椒入り)
五.はないかだの菜飯
六.きゃらぶき
七.鮎の甘露煮
八.おすいもの
九.伊吹ヨーグルト
山頂(1377m)で朝食をとってから、東遊歩道を降りる。
写真:オオバキボウシ(8時41分)、ユリ科キボウシ属、花期は7-8月
写真:イブキトリカブト(8時43分)、キンポウゲ科トリカブト属、花期は7-8月
写真:サラシナショウマ(8時45分)、キンポウゲ科サラシナショウマ属、花期は8-10月
写真:ミヤマアキノキリンソウ(コガネギク)(8時47分)、キク科アキノキリンソウ属、花期は8-9月
写真:キンミズヒキ(8時52分)、バラ科キンミズヒキ属。山野で普通に見られる。
写真:コオニユリ(8時54分)、ユリ科ユリ属、湿り気のある湿地帯に生える。花期は7-9月
写真:ヤマアジサイ(木)(8時57分)、ユキノシタ科アジサイ属、色は白、淡青、淡紅などがあるが、白のみ見かけた。
写真:シシウド(8時59分)、セリ科。草丈が1から2mにもなる。シシとかイヌなどの枕は、食べられるが人の食物にはならない山野草に付ける。
写真:ミツバフウロ(9時7分)、フウロソウ科
写真:マルバダケブキ(9時9分)、キク科メタカラコウ属、湿った草地などに生える。草丈は1m以上にもなる。
伊吹山に何故このような山野草が豊富に育っているのか不思議になった。調べてみると、この付近には他に高い山もなく、日本海と太平洋の間の風の通り道になっていることが幸いしているらしい。夏は太平洋の湿気を含んだ風が伊吹山にあたってしばしば霧や雨を降らし、冬は大西洋の湿気を含んだ風が大雪を降らせる。その豊富な水がこのような豊富な草花を育てているのだ。お花畑はまさに自然の恩恵であり、大事に維持してゆかねばならない。
まず、西遊歩道へ登る。
写真:トモエソウ(7時52分)、オトギリソウ科オトギリソウ属、山地の日当たりの良いところに生える。(以下、カメラはPanasonic DMC-FZ10)
写真:ルリトラノオ(7時59分)、コマノハグサ科、伊吹山頂にのみ自生する。
クガイソウとの違いは葉が対生で葉柄が無いこと。
写真:ツリガネニンジン(8時3分)、キキョウ科ツリガネニンジン属、8-10月に山野で咲く
写真:アキノキリンソウ、ルリトラノオ、シモツケソウ(花が終わっている赤い色の株)(8時3分)
写真:ヒロハシモツケ(8時8分)、バラ科シモツケソウ属
写真:タムラソウ(8時10分)、キク科タムラソウ属、アザミに似ているが棘がない。
写真:メタカラコウ(8時11分)、キク科メタカラコウ属、深山に生える
花の山として名高い伊吹山に出かけた。今回は登山ではなく、スカイラインとゴンドラ利用して野草観察をするのが目的だ。山頂のお花畑を見てから3合目で11時から開催される山野草観察会に参加する計画。朝5時30分に家を出て名古屋高速→小牧IC→名神高速→関が原IC→365号線→伊吹山ドライブウェイと走り、7時過ぎに山頂駐車場に到着。駐車場にはまだ20台くらいしか車は無い。ガスのために駐車場から頂上も下界も見えない。7時半ごろになって少しガスが晴れてきたので、2時間弱かけてお花畑を西遊歩道コース→東遊歩道コースと一周する。ガスの合間から広大なお花畑が見えてくる。歩道(登山道)の両側にはロープが張ってあって、お花畑に入れないようしてある。
写真:西遊歩道入り口付近の西斜面、サラシナショウマ、オオハナウド、アカソ などがにぎやかに咲いている(7時46分)。(カメラはPanasonic DMC-FZ10)
お花畑について:
ドライブウェイが全線開通したのは1965年7月。自然にあったお花畑は、開通後観光客が踏み荒らした結果消滅し笹原になってしまった。そこで、関係者がお花畑の復活に努力し、今日のようにすることができた。笹や雑草を除去し、花の種をまいて少しずつ花を増やしていった。現在でもこの作業は続いているとのこと。
地蔵尾根、文三郎尾根での行動はバランスの悪い筆者には難しいと判断。体を鍛えて将来再び挑戦することにする。今回は赤岳に登らずに美濃戸口まで下りる。再び柳川南沢の道を選ぶ。早く下りて茅野市で温泉に入ろう。道沿いの花を探しながら、急いで下山し、11時26分発 美濃戸口→茅野駅のバスに間に合った。
写真:ヤマハハコ(7時3分)、キク科ヤマハハコ属、山岳道路の縁など、日の良くあたる乾燥気味の礫地などに生える。花期は8-9月。(以下、カメラはPanasonic DMC-FX9)。
写真:アキノキリンソウ(7時4分)、キク科アキノキリンソウ属、花期は8-9月
写真:トリアシショウマ(7時47分)、ユキノシタ科チダケサシ属、花期は7-8月
写真:ヤマホタルブクロ(8時32分)、キキョウ科ホタルブクロ属、花期は6-8月
写真:苔むした岩々(9時14分)
写真:ソバナ(9時45分)、キキョウ科ツリガネニンジン属、花期は8月
写真:シモツケ(10時5分)、バラ科シモツケ属、花期は7-8月
写真:アカツメグサ(10時7分)、マメ科ジャジクソウ属、ヨーロッパ原産の多年草、花期は5-10月
写真:ヤマオダマキ(10時42分)、キンポウゲ科オダマキ属、花期は6-8月
赤兎山(あかうさぎやま、標高1629m)は白山展望と豊富な山の花が特徴である。名古屋市から名古屋高速-名神一宮-東海北陸道白鳥IC-国道158号線-国道157号線-福井県勝山市-小原口-林道-赤兎・大長山登山口(920m)までマイクロバスで移動。11時40分頃登山開始。小雨が降ったり止んだりの天候となったが、道沿いにある夏の花を探しながら登る。頂上での視界は悪く、明日登る予定の別山は見えない。赤池湿原へ行く途中で雨足が強くなり、引き返す。ニッコウキスゲやササユリが豊富に咲いていた。13時30分に下山開始。鳩ヶ湯コースで、東南側にある「たんどう谷」の入り口にある「鳩ヶ湯」鉱泉(538m)へ下りる。大規模なブナの原生林を通る長い道である。沢の水が増水しており、特に二つ目の沢渡りには難渋した。また、二つ目の沢渡りの後の急傾斜面をトラバースする登山道が消失しかかっており、雨で滑りやすく危険であった。鳩ヶ湯鉱泉の林道に出たときには18時を回っていた。
(参考1:鳩ヶ湯の湯は胃腸に良いらしい、料理は山の幸が大変おいしかった。)
(参考2:梅雨前線の影響で、16日は石川、福井、岐阜県などで24時間雨量が数10mmになった。)
写真:頂上
生憎の雨でかつ、カメラをゆっくりと構える時間もなく、花の写真は1枚もとれず。やはり、登山と山の花の撮影は両立しないか。出会った花は、登り口から順に、ヤマアジサイ(ユキノシタ科、アジサイ属、ガクアジサイに似る、白、紫、ピンクなど)、ホオノキの花(モクレン科モクレン属、タイザンボクの花に似る)、ギンリョウソウ(イチャクソウ科、ギンリョウソウ属),ゴゼンタチバナ(ミズキ科、ゴゼンタチバナ属)、オオバキボウシ(ユリ科、キボウシ属)、マイズルソウ(ユリ科マイズルソウ属)、その他。頂上ではニッコウキズゲ(ゼンテイカ、ユリ科ワスレグサ属)、ササユリ(ユリ科、ユリ属)。赤兎山から鳩ヶ湯への下りで、タマガワホトトギス(ユリ科ホトトギス属)、ツバメオモト(ユリ科、ツバメオモト属)。
その他、筆者は認識できなかったが、オオシラビソ(マツ科、モミ族)、マルバマンサク(マンサク科、マンサク属)、オオカメノキなどを見かけたとの報告があった。
写真:ササユリ、雨で写真が撮れなかったのでhttp://www.geocities.co.jp/HeartLand-Hanamizuki/4556/sasayuri.htmサイトから写真を引用させていただきました。名前は良く聞くがなかなかお目にかかれず、今回赤兎山頂上で数多く見ることができ感激。ピンクの色が印象的な可憐な花である。葉が笹に似ていることからこの名前が付けられたとのこと。環境変化に弱いらしく、次第に数が減少しているそうである。
写真:タマガワホトトギス
鳩ヶ湯温泉への下山途中で2株見かけた(岡本志保子さん撮影)。