野の鳥の最近のブログ記事

 音聞橋の上流は流れが緩やかで、川岸に砂州や低木も多くあり、野鳥の餌場としては好ましい環境になっている。いろいろな小鳥が集まってくる。是非ともこの環境を壊さないでほしいものだ。最近は名古屋市による川岸の整備が進んでおり、音聞橋上流もパワーショベルに荒らされるのではないかと心配になる。自然を残しながら河川の強度を増すことを考えてほしい。
 対岸からしか撮れないので撮影距離が長くなり鳥の像が小さくなる。この場所での前回の写真は、テレコン無しだった。今回はテレコン分だけ小鳥が大きく撮れた。一方、ピント合わせで失敗した例も数多い。

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ツグミ カワセミ
音聞橋の上流で最近雑草を刈り取った広場はツグミが好きで、数羽のツグミがいた。  また出会えた。2度目である。このあたりに住み着いているらしい。今回は×1.4のテレコンをつけているので、前回(2月12日)よりは少しアップ(1.4倍)で撮れたと思われる。
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ジョウビタキ コゲラ
対岸からは裸眼では見つけにくい小さな鳥だが、この大きさで撮れれば満足だ。
ジョウビタキを撮っていたら、ひらひらと飛んできて、目の前の木にとまってくれた。
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コゲラ コゲラ
キツツキ目キツツキ科、留鳥 ピントがいまいちだ。




 春が近く、ハクモクレンが咲き始めている。今日はカモの写真をテレコン×1.4倍付きのSIGMA APO120-400で撮った。AFが効かないのでピントの合わない写真をたくさん撮ってしまった。訓練が足りないか? AFの使える超望遠カメラを買うべきか?
 カモ類でも雄と雌が何時も一緒にいるわけではない。今日は螺貝池ではハシビロガモ、戸笠池ではホシハジロの雄と雌が同時に見られた。ハシビロガモは昨年も螺貝池に来ていた。

SIGMAのAPO 120-400をつけて使っているが、フルサイズ換算640mmの望遠では不足の場面が多かった。そこでSIGMAの APO TELE CONVERTER 1.4x EX DGをつけている。

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ハシビロガモの夫婦 ハシビロガモの雄
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ホシハジロの雄 ホシハジロの雌



 風も無く晴れて暖かい。10℃くらいか? テレコンをつけて鳥を探しながらいつものコースを歩く。ウオーキングが主目的の散策なので顔なじみの鳥にしか会えないのはしょうがない。MFになってしまうので、ジャストピントの写真が少ないのも問題。カメラをEOS90Dに替えてAFを使うのもありか?

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ツグミ雄 ツグミ雄 モズ雄
音聞橋の下流の河川敷で発見。だいぶ離れていたが、撮影。トリミングしなくても何とか使える。
雌はめったに見かけないのは何故?
大根池のデイキャンプ場近くの池端の高木にとまっていた。今まで撮ったモズの写真の中では一番迫力のある写真だ。テレコンの威力。

 薄曇りで気温9℃の中、テレコンの実効果がどの位か?期待して螺貝池から戸笠池を歩く。風はない。天が味方してくれて多くの顔ぶれが出迎えてくれた。結果はテレコンの効果はすばらしいということ。一方、マニュアルフォーカスになるので、やはり撮影者の目の良さが結果を左右する。ジャストピントはなかなか難しい。

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ハシビロガモ雌 ハシビロガモ雌 モズ雌
アップで撮れた。テレコンの威力だ。
カモ目カモ科マガモ属、冬鳥。ユーラシア大陸で繁殖し、冬になると飛来する。
動かないのでピントが合わせやすい。
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ホシハジロ雄 ジョウビタキ雄 アオジ雄
カモ目カモ科ハジロ属。ピントが少し甘くなった。対象が動くので、マニュアルフォーカスではピント合わせがむつかしくなる。
   アップで撮れた。
スズメ目ホオジロ科ホオジロ属、冬鳥。アップで撮れた。
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アオジ
相当離れた場所にいたが、何とか捉えている。テレコンの威力。

 ここ数日、新池に数羽で定住しているようだ。地味なカモだ。逆立ちしているときに黄色の足が見えるのがオカヨシガモだ。オナガガモと似ているが、オナガガモは足が黒い点が違う。シベリアで繁殖し、冬に飛来する冬鳥だ。カモ目カモ科カモ亜科マガモ属。

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オカヨシガモ
テレコンをつけての撮影だが、マニュアルでの焦点合わせがなかなかむつかしい。
1/800秒、f/13、900mm, ISO800 



TeleConの練習

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 昨日はTeleConをつけたのにカメラ側のISO設定を調整しなかったので、暗い画像になってしまい画像処理に頼る結果となった。今日はISO感度を上げて(200→800)適切な画像を得た。鳥との距離を十分にとっても、TeleCon(フルサイズ換算900mm)のおかげで精細な画像を得ることができた。長焦点距離レンズにも関わらず、比較的小型軽量なので手持ち撮影ができ、携帯性に優れる。今後が楽しみだ。

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ジョウビタキ雌 ジョウビタキ雌
    天白公園大根池にて
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東山タワー
天白公園の西山から560mm(900mm)望遠で撮る。



 野鳥をもっとアップで撮りたいと思い、SIGMAのテレコンを購入して使ってみた。ただし散歩中の撮影なので、3脚なしの手持ち撮影で。
カメラは10年前発売のEOS50D(APS-C)にSIGMAのAPO 120-400をつけて使っているが、フルサイズ換算640mmの望遠では不足の場面が多かった。そこでSIGMAの APO TELE CONVERTER 1.4x EX DGを購入して使ってみた。フルサイズ換算で896約900mmの望遠となった。今日はじめて使ってみたが、暗めの撮影結果となったので画像処理で自動レベル補正をかけた。また、EOS50DのAF能力ではレンズの明るさが不足し、オートフォーカスが使えないので、ピントがどうしても少し甘くなってしまった。

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840mmの望遠 840mmの望遠
1/1000 秒。 f/8 900mm、ISO 200
1/1000 秒。 f/8 900mm、ISO 200、自動レベル補正

 結果として、Tele Conの威力はあるが、ISO感度をもっと大きくすることが必要であった。また、レンズの粗さが大きくなってしまい、シャープな画像が得られにくくなるようだ。対策として、なるべくアップで写し粗さの影響が出にくくすることが必要と思われる。テレコンのズームアップの威力は予想通りであったので、使い方を検討し、良い写真を撮ってゆきたい。

 音聞橋から天白公園へと、いつものコース。いつもの顔ぶれの小鳥たち。散歩の定例コースなのでやむを得ない。
少しアップでとれた小鳥もあった。やはりアップで撮りたいが、砂州は川の向う岸なので、なかなか近寄れない。実質600mmの望遠ではなかなか小鳥の顔のアップは撮れない。またのチャンスを期待しよう。シジュウカラまでは音聞橋、カワラヒワは天白公園。

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コチドリ キセキレイ ジョウビタキ雄
音聞橋。最近よく見かける。目の周りに黄色な環がある(下のトリミング写真参照)ので、ハジロコチドリではない。本来は夏鳥なのに、少数は越冬する。
留鳥または漂鳥、ハクセキレイやセグロセキレイはよく見かけるが、キセキレイは少ない。ところが最近はよく見かける。
冬鳥。水辺にいるのは珍しい。
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ジョウビタキ雄 シジュウカラ カワラヒワ
近くの木に飛んできてくれたので大きく撮れた。野鳥と仲良くならないと近くに来てくれない。
留鳥、音聞橋ではシジュウカラはなかなか見かけない。貴重な一枚。
天白公園、比較的アップで撮れた。人が好きなのか、人が多くいると集まってくる。留鳥。
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カワラヒワ コチドリ
ヒワではないと思う。
上に載せたコチドリの写真のトリミング写真。目の周りに黄色な環があるので、コチドリだ。

 あられが降ったり、不安定な曇り日だ。風があり、昨日よりは寒い。戸笠公園の葦原で野鳥を探していたら池の端の木立の下で、枯れ草をひっくり返しているヒクイナを見つけた。きれいな鳥だ。レッドリストに上がっている絶滅危惧種だ。本来は夏鳥であるが、東海地区では冬でも見かけるようになっているらしい。5-8月に子育てをする。名古屋市内で見つけられたのはラッキーかもしれない。

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ヒクイナ ヒクイナ
ツル目クイナ科ヒメクイナ属、夏鳥、体長19-23㎝

 一時期は、日本では農薬のために、餌になる小動物が減少し、ヒクイナも見かけなくなったが、今は都会の中の池などでは小動物が繁茂できる環境ができてきたのだろう。うれしいことだ。特に戸笠池は住民が大事に整備しており、プラスチックごみなども見かけない良い環境になっている。名古屋市で冬に見られるのは温暖化も関係していると思われる。


 暖かい朝だ。風も無い。新池にゆくとカモがいる。ここにはいろいろなカモが来る。今日はオカヨシガモがいる。カルガモよりは小ぶりで雄の尻が黒い。雄の嘴は黒く、雌の嘴は黄色だ。

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オカヨシガモ
カモ目カモ科マガモ属。シベリアなどで繁殖し冬に飛来する冬鳥だ。マガモより小さい。


 新池を後にして天白川の音聞橋の上流に行く。 今日は、いつもの砂州を見ると、コガモのほか小鳥がいろいろ居るようだ。ここはいろいろ食べ物があるらしい。撮った順番に並べると、コチドリ、コガモ、ハクセキレイ、ジョウビタキ(雄)、コサギ、イソシギ、キセキレイ、カワラヒワ、カワセミ(撮れず)だ。キセキレイは希少種ではないか?

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コチドリ コチドリ

コガモ

今は冬だから冬鳥のハジロコチドリかと思ったが、名古屋地方ではコチドリが越冬するらしい。
    小型の鴨だ。
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コチドリ
    トリミング写真

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コサギ イソシギ キセキレイ
    後ろ髪がある
   昨年も今頃ここに居た
   今年はよく見かける
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キセキレイ カワラヒワ カワラヒワ
  河川敷などでも見かける

天白川の後で天白公園の大根池に行く。ジョウビタキのメスが葦の中にいた。大根池には最近よく野良猫を見かける。野鳥を狙っているので要注意だ。営巣しているペアなどが狙われるのではないか?何とか猫が池に来ないようにできないか?

 

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ジョウビタキ雄? ジョウビタキ雌

 世間ではコロナウイルスの感染による肺炎を恐れて、外出を控えている人も多いようだ。しかし、自然の中ではウイルスは飛んでいないと判断し、今日も出かけた。
 音聞橋の上流では、コガモ、コサギ、ツグミが一緒に食事をしていた。砂州や浅瀬があり、雑草の茂みが深く、餌が多い場所なのだろう。このような場所は整備せずに保存しておいてほしい。名古屋市の河川管理部署に強く訴えたい。整備すると虫や小魚、藻類もなくなり、餌場が消えてしまう。一方、狸はいつもの住み家にいなかった。先日の大雨による増水で、危険を感じて場所を変えたのだろう。住み家は浸水していなかったが。

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コガモの夫婦 コサギ ツグミ
カモ目、カモ科、冬鳥。川の流れに首を突っ込んで食事をしていた。夫婦が一緒にいることが多い。
コウノトリ目、サギ科、留鳥。餌のある所に鳥も集まる。
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。シベリアから渡ってくる。この冬はいろいろな場所で多く見かける。
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ツグミ ジョウビタキの雌 アオサギ
スズメ目、ツグミ科、冬鳥。人見知りしない。大根池の土手を歩いている。昨年も来た個体に違いない。
コウノトリ目、サギ科、留鳥。ここ数日、大根池の中の島のこの場所が気に入っている。
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ツグミ
天白公園の芝生広場にいた。毎年ここに来る。昨年は数羽一緒に見かけた。人が少ないときに来る。

ホシハジロがたくさん眠っている。一方、カルガモは元気に食事中。

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ホシハジロ ホシハジロ

みな眠っている。町中の公園の池をねぐらに使うらしい。

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カルガモ

カルガモ
   カモ目カモ科、留鳥
   町中の池を餌場に使う。



 真冬にしては暖かい、薄曇りである。天白公園は土曜日なのに人出が少ない。新型コロナウイルスによる感染を警戒しているのだろうか?
 大根池の周りをゆっくり歩いていると、池の南東あたりの高木にコゲラを見つけた。9年ぶりだ。大根池ではなかなか見かけない鳥だ。

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コゲラ コゲラ コゲラ
キツツキ目、キツツキ科、留鳥。日本で一番小さなキツツキ。チョコチョコと動き回るので、撮りづらい。これは姿勢はよかったが、ピントが甘くなってしまった。
ピントはよかったが顔が隠れてしまった。
少し斜めな姿勢が残念。


 カワラヒワが多数みつかった。声も出さず、飛び回りもしていないので、余程注意しないと見過ごす。野鳥は居るのに中々見つけられないものである。慣れてくると、見つけられるようになる。それがまた野鳥撮影の醍醐味となる。

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カワラヒワ カワラヒワ カワラヒワ
スズメ目、アトリ科、留鳥。アトリに似て、くちばしが太い。全体にふっくらとしているし、鳴かずに静かなので、シメかとも思ったが、羽の一部が黄色なので、やはりカワラヒワであろう。
動かずに、鳴かずに、静かに留まっている。

 今日は異常に暖かい。4月~5月並みの陽気だそうだ。そんな中で、菅田橋上流の天白川緑地でツグミを発見し、なかなか近寄れないが、なんとかカメラに収めた。同時にカワセミが飛んできたが、逃げられて撮れなかった。今の時期、いろいろ野鳥に出会えそうになってきた。一方、川原の雑草や低木がどんどん伐採され、野鳥には住みにくくなっている。名古屋市には、野鳥の専門家を交えて、川原の野鳥環境の保全について、工夫してもらいたいものだ。工夫一つで野鳥の楽園ができそうだ。

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ツグミの後ろ姿 少し寄る、背伸びしている
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もっと寄る 後ろ姿



 今は野鳥が一番多くみられる時期だ。期待して音聞橋に行く。音聞橋の下流側は、河原や堤防の雑草や木立がきれいに刈り取られてしまったのに対して、上流側はまだ刈り取られていない。今日は、思いがげなくも、草などが堆積した河原に何と狸の親子がいた。狸の姿を撮ったのは2010年2月にオアシスの森以来10年ぶりだ。川原を散歩中の人が教えてくれた。教えてくれなければ気づかなかっただろう。

 母親と子供が2匹。母親は腰のあたりに怪我をしているらしく、毛が赤く染まっている。一生懸命になめている。いつまでも枯草豊かな河原が存続するわけでもなく、短期の住みかと思うが、こんな町中に狸が3匹もいることに驚いた。散歩している人に聞くと、住宅から出る生ごみを餌に住みついているとのこと。母親の怪我は交通事故によるものか? 子狸を二匹もつれて生き抜くのは可能なのか? 早く深い森(オアシスの森など)に帰ってほしいものだ。

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傷ついた母狸と2匹の子狸 傷をなめる母狸
母親は腰のあたりが血で赤く染まっている。
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こちらを警戒する母狸
  心なしか元気がなさそう。真昼間に人目に付くところで座っているのは、よほどのことであろう。

 狸を撮ってから、先に行こうとしたら、今度はなんと、これも何年振りかのカワセミに出会えた。9年前に、平子橋近くで見かけて以来だ(数年は野鳥撮影を中断していた為)。野鳥の宝石ともいわれる美しい鳥だ。この一年間、何度かこの道を歩いているが、出会わなかった。見落としていたのか? 散歩中の人の話では、ここらあたりに住み着いていて、毎日、何度も見かけるとのこと。ここの河原は刈込されないので、野鳥が豊富とのこと。

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カワセミの雄 カワセミの雄
ブッポウソウ目カワセミ科。留鳥または漂鳥。

 大根池にゆくと、池の土手でアオジの雌が、独り地面を突っついていた。草の実などを探している。今年はよく見かける。

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アオジの雌 アオジの雌
   近づいても逃げない。
   近づいてアップで撮る
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アオジの雌
   草の実を食べている

 今日は建国記念日の祝日。暖かい。今の時期は小鳥が一番よく現われる。今日も期待していつものオアシスの森、螺貝池、戸笠池コースで小鳥を探す。
 オアシスの森は森が深いので、なかなか小鳥は見つけられないが、今日は藪の中にモズがいた。逃げられてしまって写真には撮れなかった。
 ところが螺貝池に行くと野鳥がいっぱい居た。三日前には居なかった、キセキレイ、シジュウカラ、メジロ、オオジュリン、クイナが居た。キセキレイが撮れたのは10年ぶりだ(途中に野鳥を撮らなかったブランクの時期があったが)。野鳥は集団で移動するようなので、集まった瞬間に遭遇すると今日のような幸運に恵まれる。

 ヒドリガモの夫婦が池から上がって日向ぼっこをしていた。羽にくちばしを突っ込んで、目だけは開けて警戒している。

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ヒドリガモの夫婦 キセキレイ
休んでいるが、目は開けて注意は怠らない。
ヒドリガモの隣にキセキレイがいた。なかなか見かけない鳥だ。喉元が白いので雌。スズメ目セキレイ科、留鳥、または漂鳥。きれいな鳥だ。
 キセキレイは10年ぶりで、10年前はオアシスの森の中で小さな雛に出会った。

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キセキレイ 螺貝池の浅い部分に赤い土
ここにも赤い底が顔を出している。天白区の土壌には鉄分が多く含まれているため、バクテリアの影響でサビ色になるらしい。天白区では、他にも多くの場所で、しばしば見られるる。

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カイツブリ シジュウカラ
     常連だ。
    近くに来てくれた。

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メジロ キンクロハジロ
近くによってくれた。近づいても逃げない。
  戸笠池では最近、キンクロハジロの数が増えてきた。

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オオジュリン オオジュリン
葦の茎を切り開いて虫を食べている。

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オオジュリン オオジュリン
    2羽一緒に撮れた

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クイナ
戸笠公園の芝地を歩いている。ここに住み着いているのか?





メジロと蜜柑

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 庭の木の枝に蜜柑を半分挿して置いたら、メジロがやってきた。窓越しに近接距離で撮ることができた。

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メジロをアップで
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 暖冬の中で、今日はこの冬で初めて薄氷が大根池に張っている。寒いと野鳥が元気だ。地面に降りて餌を突っついている。近づいても、普段のように逃げない。寒いと土中の虫が顔を出すのか? おかげで、いつもよりアップで撮れた。

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ジョウビタキの雌 ジョウビタキの雌

地面に降りて虫を突っついている。寄っても逃げない。

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アオジの雌 アオジの雌
こんなにアップで撮れたのは初めてだ。
目の周りが黒くないので雌だ。

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モズの雄 モズの雄
    近寄って撮れた。



 今が渡り鳥が一番多く見られる時期か?

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キンクロハジロ キンクロハジロとホシハジロ
   カモ目カモ科、冬鳥
  ホシハジロが少し大きい
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ホシハジロ ホシハジロ
   カモ目カモ科、冬鳥
北極圏で繁殖し、越冬のために日本に飛来した。




 昨年、イソシギを撮った音聞橋の上流に今日はコチドリがいた。最初はイソシギと思ったが、よく見ると首周りが環状に白く、イソシギとは違う。調べてみると千鳥の一種のコチドリか?本来は夏鳥であるが、一部は越冬するらしい。

 音聞橋の上流の砂州は、昨年にはイソシギがいた。ここにはチドリが好む餌があるのか?

 調べてみたら、本ブログの2010年2月5日に音聞橋より下流の天白川緑地あたりで、コチドリ?を撮っている。

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コチドリ コチドリ コチドリ
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コチドリのトリミング写真
チドリ目チドリ科。
ハジロコチドリならば、北極圏で繁殖し、日本には旅鳥または冬鳥として飛来する。ハジロコチドリにしては体長が短い。目の周りに黄色い環があるのでコチドリだ。

 冬の澄んだ空気を通して、山々が近くに見える。

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中央アルプス 御嶽山



 最近は大根池(天白公園)に行くときは、大回りだが、新池と天白川を通ってゆく。この散歩コースは走行距離は6km弱となる。新池では、カルガモ、カワウ、カイツブリが常連だが、今日は珍しく、モズの雄とオカヨシガモ雄が一羽いた。オカヨシガモはシベリヤで繁殖し、冬には日本に飛来する冬鳥だ。モズは新池では珍しいが、今年はよく見かける。大根池や戸笠池でもよく見かける。

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モズの雄 モズの雄

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オカヨシガモの雌 オカヨシガモの雌
  幅広のくちばしが目立つ

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羽ばたき
  羽ばたくだけで飛ばない。



 戸笠池にはオオジュリンが多いと聞いていたが、なかなか出会わなかった。今日、複数羽見かけることができた。スズメ目、ホオジロ科、漂鳥または留鳥。ヨシなどの茎に留まることができ、茎の中に居る越冬中の虫を茎を裂いて食べる。ホオジロとの違いはホオジロは腹には筋がなく茶色だが、オオジュリンには筋がある。

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オオジュリンの雌 オオジュリンの雌 オオジュリンの雌
  オスより色が薄い。

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オオジュリンの雌 オオジュリンの雌 オオジュリンの雌
 縦じまがヨシの茎と保護色になって見つかりにくい。

 螺貝池の葦に隠れて、ミコアイサが一羽いた。近くにある広い戸笠池ではしばしば見かけるが、狭い螺貝池では見ることはなかった。比較的近くから撮ることができた。

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ミコアイサ ミコアイサ
大きな湖沼、河川の河口などに飛来することが多い。カモ目、カモ科、冬鳥。
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ミコアイサ ミコアイサ
    カルガモと一緒に



 秋の紅葉が真っ盛りの天白川を歩るいていたら、ユリカモメの群れに出会った。本来は干潟などに住んでいるが、最近は川の上流まで進出しているとのこと。人の出すゴミまで食べるようになり、爆発的に増えているらしい。チドリ目、カモメ科、冬鳥。体長は40cmくらいの中型鳥である。ユーラシア大陸などで繁殖し、冬に南下する。

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ユリカモメ ユリカモメ ユリカモメ

チュウサギの大群

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 ほとんどは一羽で行動するチュウサギだが、時々群れとなる。天白川の音聞橋で大群を見かけた。中にカワウも混じっている。チュウサギはコウノトリ目サギ科、カワウはペリカン目ウ科。

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アオサギの大群

 双子池では、毎日朝9時ごろから釣りをする人がいる。アオサギが釣った魚をもらおうと、釣り人のすぐ横で待っている。人と心を通わせる野生が面白い。

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釣り人とアオサギ

 2008年7月に細口池公園でネジバナの写真を撮っていたので、再び細口池公園に行ってみた。

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細口池公園

細口池公園

豊かなヨシ原が特徴

 しかし、今回は探してみたが見つからなかった。天白区の公園の各所で、ネジバナが減っているのは確かだ。その他、気が付いたことは、咲いている花の種類が減ったことだ。10年前には見かけたマルバマンネングサ、ノビル、アメリカフウロ、アジサイなどなどが咲いていない。見かける野草は、道端でも見かける外来種のハルジオンとセイヨウタンポポくらいだ。そのたくましさには驚かされるが。


 しかし、良いこともあった。今の時期には大根池や戸笠池では見かけなくなった、カイツブリやバンの子育てが見られた。細口池は野鳥には住みやすいのだろう。

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カイツブリの親子 バンの親子
  雛が2羽いる。
こちらも雛が2羽いる。

 そのほか、ここでは多数のツバメが子育てをしているらしい。ボランティアの方々が池からヒメガマを駆除し、ヨシ原を復活させたことで実現できた。

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ツバメのねぐら造り ヨシ原の育成
苦節5年の努力で、ツバメが巣作りをし始めた。
ガマを除去するのに苦労している。


 

 朝9時、螺貝池でハシビロガモの夫婦を撮影。鳥綱カモ目カモ科マガモ属。ユーラシア大陸の高緯度から越冬のため南下し、東海地方でも見られる。冬鳥。羽根の色がマガモと異なる。マガモは両腕の羽根の色は白なのに、ハシビロガモの羽根は茶色。初めて見る。ラッキーだ。飛来する確率は低いと思われる。

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ハシビロガモの夫婦
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嘴が幅広くシャベルのようになっており、ひげ状の歯で食物だけを濾し取り水だけを吐き出して採食を行う。

 午後2時過ぎに菅田口からオアシスの森へ入る。鳥の気配はない。トンボ池近くでキタキチョウがたくさん飛んでいた。ヒメオドリコソウの花の蜜を吸っている。天白公園でもヒメオドリコソウにとまっていた。この花の蜜が好きらしい。ヒメオドリコソウはヨーロッパ原産の越年草で、シソ目シソ科オドリコソウ属。咲いている花を適当に撮りながら、山根口、稲田口、笹原、天白川緑地と歩いた。

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 キタキチョウが蜜を吸う

    ヒメオドリコソウ   

ヒメツルニチニチソウ
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シャガ ミツバツツジ

 天白川緑地では、学校が春休みなので、子供たちが遊んでいた。自然の中で遊べるのは大変良いことだ。対岸の砂州では鳥が二羽、水浴びなどして遊んでいた。距離が遠いので鳥の種類は明確にはわからない。ハクセキレイか?

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天白川緑地

菅田橋の南から西方向を撮る

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ハクセキレイが2羽 水浴び

  

ツバメを撮った

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 今日は気持ちの良い日曜日。オアシスの森を経て、螺貝池、戸笠池を回る。
オアシスの森の山根口ではウグイスが盛んに鳴いていたが、姿が見えない。場所をどんどん変えるので、しっかりと探せない。大きな三脚を据えた人がいたが、果たしてうまく撮れたかどうか?
 梅林の奥でコヒガンザクラ?が満開だ。

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コヒガンザクラ?

 稲田口へ向かうと、開花し始めたミツバツツジの群生があった。

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コバノミツバツツジ
周りの木々をきれいに整備してくれてあるので、今年も元気な姿を見せてくれそうだ。1950年代以前は、全山がツツジの花で真っ赤に染まったそうだ。

 戸笠公園では、黄色の花が咲き始めていた。池では、今日は多くの水鳥がいた。キンクロハジロが一羽交じっていた。種が違っても一緒にいると安心なのだろう。

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ウンナンオウバイ キンクロハジロの群れ
 戸笠公園で咲いている。
 モクセイ科ソケイ属、常緑半つる性
キンクロハジロとホシハジロの夫婦、同じハジロ属。カモ目カモ科ハジロ属。保全状況は減少懸念だそうな。冬鳥
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ツバメ 2羽のツバメが交叉
最近、よく見かけるようになった。うれしいことだ。野鳥公園を整備すれば鳥は集まってくる。
4~5羽のツバメが飛んでいた。
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ナヨクサフジ
池の土手で沢山の花が咲き始めている。ヨーロッパ原産で飼料や緑肥として栽培、1943年ごろ日本に帰化。つる性1年草、マメ科ソラマメ属

 天白図書館から北に上がって、ハローフーズの北にある天白川の南の堤防上の歩道を東に向かって野鳥を探した。この近辺は砂州や岸辺の草叢、灌木などが豊富にある。昨日もこのあたりをカメラなしで散策したところ、砂州でツグミやセキレイなどが遊んでいた。野鳥のえさが豊富にあるのだろう。

 そこで、今日は午前10時ごろ、400㎜望遠をもって再び訪れた。ツグミはいなかったがハクセキレイやイソシギが撮れた。話しかけてきた人によると、先日カワセミが2羽いて、飛んだ姿が大変きれいであったとのこと。期待できる撮影スポットだ。このような環境を維持してゆきたいものだ。次回はぜひカワセミを撮りたい。

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ハクセキレイ ハクセキレイ

草叢や砂州もあり、水もきれいで、野鳥にはうれしい環境

スズメ目セキレイ科、留鳥または漂鳥、ホオジロハクセキレイではなかった。過眼線(目の左右黒い線)がある。

 環境の色の中に溶け込んで、見逃すところだった、イソシギが1羽歩きまわていた。

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イソシギ イソシギ
環境に溶け込んで識別しにくい。
   チドリ目シギ科
   体長20cm+α
   夏鳥または漂鳥

 今日は土曜日なので、ウオーキング目的ではなく、野鳥撮影をする目的で、午前10時ころから、オアシスの森から相生山緑地を散策した。天候は晴天である。何時ものように、菅田口から入って、山根口、稲田口、笹原と歩いたが、まれにヒヨドリを見かけるが、他の鳥は全く現れない。これほどの大きな森で野鳥を見かけないのは異常ではないか?空からはカラス、地上では野良猫が野鳥を狙っているのか?それともエサがないのか?笹原口で人家の横で、やっとムクドリの群れが撮れた。

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ムクドリ

 道路沿いに南に向かって歩き、北沢辺りで再び相生山緑地に入る。桜並木を東に歩いても鳥はいない。

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桜並木(東方向を見る)

 白竜池(10年前には跡があったが、今は全く無くなっている)辺りで山道を北に入ると、右側の竹林の中に、廃屋化した炭焼き小屋が見えた。10年前には炭を焼いていた。ここに来たのは10年ぶりになる。炭焼き小屋を右に見てさらに上ると、谷川が現れた。水流は無いが水がところどころに溜まっている。雨が降ると水流ができるだろう。これは10年前と変わらない。10年前には下の写真のようだった。

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10年前の谷川の手前にある炭焼き小屋 10年前の谷川
材料の木材が集積してあった。
流れは無いが、川の窪みに水がある。

 現在の様子は、

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廃屋になった炭焼き小屋 現在の谷川

 谷川は今も残っており、ここは野鳥たち動物の水飲み場になっていると想像される。実際には野鳥は見かけなかったが、・・・。相生山緑地で数少ない水源の一つ?と思われる。しっかりと残っていたのでうれしくなった。

 さらに北に、急な坂道を登ると、林の中に明るい日差しの通る山道が整備されており、道の周辺の広場は、名古屋市が生産緑地地区と指定していた。人影は全くないが、歩道の整備の状態から見ると、散策に来る人は多いのではないか?開けた草叢には珍しい大きな蛾やモンキチョウを見かけた。モンキチョウは撮り損ねた。

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緑地の中に開けた山道 開けた所には名古屋市の看板が立ててあった。
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大きな蛾が居た。

 山道は、相生山の北海道(緑地の中に開けた野菜畑)にも通じているようだ。今回はそちらへは行かず、東方向に山道を歩き、桜並木の東端に降りることができた。

 先日、戸笠池で野鳥を撮り続けている人から、ヨシ原の中にオオジュリンが居るよと教えてもらった。今日はオオジュリンを撮ろうとヨシ原を探したが見つからず、ジョウビタキの雄と雌が居た。ツグミは芝生広場で夫婦2匹を見つけたが、警戒されて、メスには逃げられてしまった。雌は茶色というよりねずみ色がかっていた。

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ジョウビタキ(オス) ジョウビタキ(メス)
先日来、戸笠小学校で見かけていたのと同じ個体か?遠すぎてぼけてしまった。
   夫婦か?
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ツグミのオス カワウ
接近して撮ったが、物陰に隠れてしまった。
遠方過ぎて、はっきり撮れなかった。

 今朝の天白公園はすがすがしく、暖かい日よりだ。近くに人気のない芝生の上や、溝の中や、小さな丘陵の陰で3羽のツグミや数羽のカワラヒワが食事に忙しい。これだけ小鳥が集まっているのも珍しい。人に心地よい気候は野鳥にとっても心地よいらしい。比較的近くによっても逃げない。

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3羽のツグミ ツグミ
   離れてそっと撮る。
   ツグミ独特の姿勢
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ツグミ ツグミ
そっと近くに寄り、撮るが逃げない。
    羽の模様が美しい。
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ツグミ ツグミ
  いろいろ食べている。
   虫かミミズか
   バックシャン?
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ツグミ

 天白公園でカワラヒワを撮るのは初めてだ。今日は群れでやってきた。

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カワラヒワ カワラヒワ
尾羽の黄色がきれい、嘴はピンク。スズメ目アトリ科、留鳥
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カワラヒワ カワラヒワ
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カワラヒワ

 今日は重いカメラとレンズ(400mm)は持たずiPhone7をポケットに入れて戸笠池周りを散策。池にはスズガモやヒドリガモらしい水鳥が10羽ほど浮かんでいる。遠くて詳細は分からない。一方、地上では、急に暖かくなったせいか、ユキヤナギやハクモクレンの花が一斉に咲き始めた。

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ユキヤナギ
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ハクモクレン ハクモクレン

 先日、平子橋まで歩いた時、水鳥以外の野鳥の発見には恵まれなかったので、今回はさらに下って市立若宮商業高校下の川の合流点まで行ってみた。往復で13600歩。その結果、今年2度目のモズと、ホオジロなどを撮ることができた。平子橋の下流は両岸に草むらや灌木が多く、鳥が住み易いのかもしれない。

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カモたち
奥の2羽はマガモ、手前の3羽はコガモ

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モズ モズ
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木の実を加えるヒヨドリ センダンの木立と実
若宮商業高校近くでセンダンの実をくわえている。
10m以上の高木で、薄黄色の1cm近くの丸い実が沢山なっている。
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ホオジロ ホオジロ
帰りの登り道は、下り道の対岸を歩いた。ここでホオジロを見つけた。
ホオジロは脇腹が赤褐色で、見分けられる。
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ホオジロ スズメ
5~6羽が飛んでいた。

 今朝は快晴で温かい(10度)。螺貝池、戸笠池とも水鳥が減った。そろそろ北へ旅立つ気候か?バンがすこし残っていたが。
しかし、戸笠公園の木には、小鳥が群れていた。初めには薄茶色の鳥の群れを見つけたが、カメラを組み立てている間に、どこかへ行ってしまった。
次にはシジュウカラの群れが来てくれた。人を恐れず近くに来てくれたので、アップで撮ることができた。温かくなったので、シジュウカラも元気になった。

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シジュウカラ シジュウカラ




 今日はウォーキングではなく、ゆっくりと野鳥を撮影する目的で出かけた。ぽつぽつと雨が降っているが、傘なしでも気にはならない。双子池、菅田口、山根口、稲田口、笹原と野鳥を探したが、カルガモ、ヒヨドリ、カラス、スズメ、ムクドリなどの常連以外には、今一番元気なメジロにしか出会えなかった。いまは、多くの種類の梅が満開を迎えているが、どこの梅林でもメジロが居るわけではない。梅林の間を群れで飛び回っているので、メジロの群れを見つけるのも簡単ではない。今日は稲田口でスズメの群れとメジロの群れが同じ梅の木に群がっていた。花は少し緑がかっている。調べてみると緑萼梅(りょくがくばい)らしい。

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緑萼梅(りょくがくばい) スズメ
萼'(がく)が緑色の梅。ばら科、落葉高木。梅の花は120種ものるらしい。
 スズメも群れで行動する。
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スズメ スズメ
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メジロ メジロ
    甘い蜜に夢中
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メジロ メジロ

薄曇りの天白公園

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 いつものコース。新池、天白公園西山には目立ったものはなし。大根池周辺にも変化はなかったが、シジュウカラの群れがバーベキュースペースの高木の枝で遊んでいた。明るい空がバックとなり、鳥の詳細は撮れなかった。撮影技術の修練が必要と痛感。今日は散歩する人も少なく、カルガモが群れを作って公園の芝生に上がって遊んでいた。カモも団体行動を企画するのだなあと、その知能レベルに感心した。

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シジュウカラ シジュウカラ
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カルガモの団体行動
大根池から団体で公園の広い芝生に移動して、遊んでいる。留鳥。

 今日は午後2時過ぎからウオーキング。戸笠池ではキンクロハジロが一羽、岸から離れて浮かんでいた。他は常連の水鳥だけであった。

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キンクロハジロ
普通は水深の深い湖や湾岸の岸から離れた中央などにいる鳥らしいが、近年では都会の池にまで進出してきた。後頭部から毛が後ろに長く伸びているのが特徴。シベリヤ東北部から渡ってくる。カモ目カモ科、冬鳥

 相生山口ではツグミらしき鳥がいたが、すぐに茂みに隠れてしまった。他には鳥はあまりいなかった。

 9時丁度に新池でカルガモの雛が水に潜ってエサ取りをしていた。小さいのに健気である。池端には黒猫が雛を狙っている。孵った雛のうち成長になるのは数分の一になるだろう。

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カルガモの雛 野良猫
   盛んに潜っている
今の時期、巣立った雛の多くが猫やカラスの餌食になる

 天白公園の西山に登ると、雑木の落ち葉の上をシロハラが歩いていた。この冬、初めてお目にかかる。落ち着いた鳥で、近づいてもなかなか逃げず、ゆっくりと歩いている。

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シロハラ シロハラ
対馬などで繁殖して渡ってくる。スズメ目ツグミ科、冬鳥
枯葉を撥ね退けながら虫などを探す。

 大根池の岸辺には、小鳥が巣を作って子育てをしている。スズメ、ホオジロ、ジョウビタキ、モズなどがいる。それを狙って野良猫が歩き回っている。空にはカラスが小鳥を狙っている。野生の世界は、緊迫感にあふれている。

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カイツブリ 小鳥を狙う野良猫
小さな水鳥だ。10秒弱潜って、思わぬ場所に現れる。カイツブリ目カイツブリ科、留鳥または漂鳥
ホオジロやジョウビタキの巣の在り処をよく知っていて周辺を巡回している。

ヒドリガモが岸辺に寄ってくれたので、大写しできた。

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ヒドリガモ ヒドリガモ

 今日は日曜日で、歩いている人が多い。老人はゆっくりと散歩、若い人はジョギングだ。私は菅田口から山根口、相生山口、相生山小学校、桜並木と鳥を探して歩いた。梅が其処ら中で咲いているが、鳥はなかなか見かけない。
 菅田口では、まったく見かけない。やっと山根口で数羽のメジロが木の実を食べているのを見つけた。山根口の梅林ではジョウビタキのような鳥が地面で虫を啄んでいるのを見かけたが、近づくとすぐの森に逃げ込んでしまって撮れない。その後、相生山小学校から桜並木に向かったが、やっと東口近くでアオジが路上で歩いているのが撮れた。

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メジロ アオジ
山根口の入り口にある梅林にて。
桜並木の入り口の路上にて。この場所では数年前にも10羽くらいのアオジがいた。スズメ目ホオジロ科、漂鳥。 



 午前9時に出発。天白川に向かってゆくと、途中の家の生垣から、数十羽の小鳥が飛びたって、別の家の高木へ飛び移っていた。よく見るとメジロの群れだ。最近なかなかお目にかかれなかったので、うれしかった。住宅街の中で元気に生きていることが分かった。

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メジロ メジロ
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メジロ、スズメ目メジロ科、留鳥または漂鳥

 天白川の菅田緑地から川縁を下ってゆくと、コンクリートの川底で流れが急な部分が作ってある。ここでセグロセキレイが元気よく飛び回っていた。石にはえている藻を食べているらしい。天白川ではセグロセキレイに良く出会える。

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セグロセキレイ セグロセキレイ
岩にはえている水藻を食べている。スズメ目セキレイ科、留鳥

 流れの急な部分が終わった流れの緩やかな部分で、マガモの夫婦が泳いでいた。コガモもいる。両種ともユーラシア大陸から渡ってくる。

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マガモの夫婦 コガモもいる
    カモ目カモ科、
おもに冬鳥 一部は留鳥
    カモ目カモ科、冬鳥

 ヒドリガモのオスとメスもいる。ハクセキレイは住宅の中でもよく見かける。天白川のハクセキレイは太っていて大きい。

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ヒドリガモのオスとメス

カモ目カモ科マガモ属、冬鳥

ハクセキレイ
手前の緑色の頭のカモはマガモ
ハクセキレイ、スズメ目セキレ科、留鳥

 朝、9時半ころ双子池から天白川、島田、さらに新池まで歩いた。双子池ではいつものカルガモの親子が平和に暮らしている。天白川にはハクセレイを見かけた以外は小鳥は居らず。新池では例のごとく、岸から数十メートル離れた杭の上で羽を乾かすカワウを撮った。400mm、プログラムAE、中央一点の自動焦点で撮影。前回の簡単撮影ゾーンで風景設定、マニュアル焦点の場合よりもはっきりと撮れた。

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カルガモ カワウ、ペリカン目ウ科、留鳥または漂鳥
 水から上がって日光浴している。  



新池から大根池へ

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 今日も又、いつものコースで歩く。今日はカメラEOS50Dの焦点合わせを従来のマニュアルではなく、応用撮影モードのPにしてAF(自動焦点)をオンにして、AFフレームを中心の1ポイントで合点するようにし、野鳥をピンポイントで狙う。レンズは120-400mm。
 新池に行ったら、なんとアオサギとダイサギが会話していた。ピントの合った写真を撮ることができた。

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アオサギとダイサギ
こんな近くで一緒にいるのを見るのは初めてだ。コウノトリ目サギ科、留鳥。

 大根池の堤の斜面では冠羽を持ったホオジロが5~6羽ほどいた。2月18日に撮ったホオジロと同じか?カメラの設定をピント合点にしたので、ピントの合った写真が撮れるようになった。

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カシラダカ? カシラダカの夫婦?
緊張すると冠羽を立てる。冠羽が立っているように見えるが・・・。スズメ目ホオジロ科、冬鳥。
色の濃いのがオスで、薄いのがメスか?2羽そろって撮れたのはラッキーだ。

 同じく、すこし離れた堤斜面でジョウビタキのオス、少し離れてジョウビタキのメスが撮れた。いつも姿を見せてくれる二羽だ。ピントが合ってきれいな写真となった。

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ジョウビタキのオス ジョウビタキのメス
先日来、撮っている同じ個体だ。冬鳥。
先日来、撮っている同じ個体だ。冬鳥。

 今回はモズが姿を現さなかった。ぜひピントの合った写真を撮りたいのだが、・・・

 小雨の日には小鳥はあまり活動しないのではと、期待せずに歩く。案の定、あまり見かけないが、人気も少ないので一部の野鳥は普段人を警戒してでてこない岸よりの草むらなどで餌を探していた。螺貝池ではアオサギが道路近くで、ジョウビタキが同じく草むらで動いていた。ジョウビタキにはすぐに逃げられた。
 戸笠池では芝生の広場でクイナが2羽食事中だった。あまり飛ばない鳥らしく、近づくとすばやく走って草むらに逃げ込んでしまう。

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クイナ

ツル目クイナ科クイナ属。漂鳥。体長は30cmくらい。一夫一妻で行動する。



 カメラEOS50D(0.8kg)とSIGMA 120-400mm(1.5kg)とで合計2.3kgをザックに入れて出かけた。天白公園では珍しいカワウを400mmで撮った。さらに池の周りを歩くと、先日ジョウビタキを見かけた場所で再びジョウビタキ、少し離れた木立の枝にホオジロを見つけた。ホオジロは最初はスズメかと思ったが、撮ってみたらホオジロだった。

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カワウ ジョウビタキの雄
カワウ用のとまり杭の上で休んでいる。マニュアルで撮ったためと、被写体が遠方過ぎたため、手振れとピンボケで不明瞭な写真となった。
先日来見かけている個体と思われる。
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ホオジロ 葦の中のホオジロ
しっかりと撮れた。メスか?
スズメ目ホオジロ科、わき腹が赤褐色、留鳥
数羽いたが一羽しか撮れなかった。


 いずれも400mmで撮ったが、鳥の像は大きく撮れたが、ピンボケや手振れで、多くの写真は使えなかった。400mm望遠レンズの使い方をもう一度、勉強し直さないと、きれいな写真は撮れそうにない。

 朝9時半ごろ、200mm望遠レンズをつけて、天白川へ行く途中で、新生会第一病院の北の高台にある駐車場から西方向に鈴鹿山系がよく見えた。石灰石採掘現場である山の斜面の三角形状が特徴的な藤原岳がまず目に入る。その右側には御池岳、三国岳、左側には竜ヶ岳などが見える。山頂付近は冠雪している。御在所岳はさらに左か?お馴染みの景色だが何度見ても感動する。

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藤原岳の左右全体

藤原岳をアップ

左側の山塊が竜ヶ岳

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藤原岳の左の全体(竜ヶ岳)をアップ さらにアップ
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さらにアップ

 天白川の堤に出ると鳥はあまり見かけないが、わずかスズメ、ハクセキレイなどの顔なじみが見える。さらに目を凝らすと、ツグミが居た。遠方で見逃すところだった。ズームアップ(200mm)し、さらに画像処理でアップした。今年初めて見かける。10年ほど前には自宅の近くの電柱で見かけたのに最近は見かけない。やはり数が減っているのか?少し行くと、セグロセキレイが見つかった。今年初めて見かける。これも遠くで見逃すところだった。水鳥も見かけない。食べ物がないのだろう。

 天白川の水が奇麗になりすぎたためという説がある。土手の上から水中の魚が見えるくらいだ。

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ツグミ セグロセキレイ
スズメ目ツグミ科、冬鳥、シベリヤから渡ってくる。
スズメ目セキレイ科、留鳥
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土手から見える水中のコイ?

 やはり野鳥撮影には200mm望遠では解像度不足である。次回は元気があったら400mmを持ってゆく。

戸笠池まわり

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 今日は快晴で風もなく暖かい。何時もの定番のコースを9時20分から9時40分にかけて、螺貝池から戸笠池へ歩く。何時もの野鳥のメンバーのほか、今日は戸笠池で水鳥のミコアイサを見かけた。ミコアイサは潜り専門の小型(カラスより小さい)の鳥である。野鳥も、天気がよくて風がなく暖かい日の方が活発に動き回るようだ。餌となる虫や小魚なども活発に外に出てくるためだろう。

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ミコアイサ ミコアイサ
被写体が遠すぎて、200mm望遠では大きくはっきり写らない。1羽だけ見かけた。カモ目カモ科アイサ属、雄、冬鳥


 いつもは地上にいるムクドリが螺貝池の中の浮遊木の上に、いつもは池の中にいるダイサギが戸笠公園の芝生の上で遊んでいた。

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浮遊木の上のムクドリ

今日は付近に10羽以上見かけた。スズメ目ムクドリ科、留鳥

ダイサギも池から離れて芝生の上に出てきた。

コウノトリ目サギ科ダイサギ属、留鳥

 いつものシジュウカラが今日も元気でいる。

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シジュウカラ シジュウカラ
この数日間姿を見せる同じ個体か? スズメ目シジュウカ科、雄、留鳥

雨の中を戸笠池へ

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 今日は戸笠池へ行った。公園の入り口には、ここでみられる野鳥について、下のような説明ボードが設置してあった。

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 ハクセキレイ、キジバト、スズメ、ヒヨドリ、カモ類などがみられたが、今日はアオサギ、マルガモ、シジュウカラ、オオバンの写真を載せる。200mm望遠レンズでは、特に雨降りの中では、解像度の悪い写真になってしまった。

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アオサギ 右側のカモは?
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シジュウカラ マガモとオオバン?

 午前9-10時頃、天白公園西山に登り、大根池に降りる。西山公園ではヒヨドリしか見かけない。大根池の中を探しながら2周する。まず、バン(ツル目クイナ科)が多く目に入る。普通は葦の中で隠れて生活するらしいが、ここでは池端に上ってエサを探す鳥も多い。オオバンもいる。

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バン バン
全く見かけない日もあるが、今日はいっぱいいる。ツル目クイナ科、留鳥または漂鳥
水鳥だが足に水かきがない。指が非常に長く、水かきができる。ツル目。陸に上がって餌を探すことも多い。
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オオバン 大型の魚が集まってきた
いつ行っても居る鳥。ツル目クイナ科オオバン属、留鳥または漂鳥、水かきはないが指が幅広いので、水かきができる。
大型の魚が小魚を食べてしまうので、水鳥のエサが少なくなっているのではないか?
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ジョウビタキのメス ジョウビタキの雌の拡大画像
赤い羽根を見せながらひらひら飛んできた。スズメ目ツグミ科、冬鳥
    時々見かける。
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ダイサギ スズメの大群
コウノトリ目サギ科、夏鳥、オーストラリアなどから飛来する。嘴が黄色、足は黒い。
こんな大群は最近では初めて見かける。

戸笠池でアオサギ

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 朝の散歩で足を延ばして、戸笠池まで行ってきた。小鳥もいろいろ飛び交っていたが、すばしこくて中々カメラに収まらない。池の中州ですこし大きなサギのような鳥を発見。肉眼ではよくわからないので、EOS50Dに200mm望遠レンズをつけて覗いてみると、サギらしいが首が短いのでゴイサギかと思った。しかし、帰宅後、拡大してみるとどうもアオサギらしい。首を引き込んでいるだけで、実際は長い。

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中州のアオサギ

拡大画像

ペリカン目サギ科アオサギ属、

留鳥


肉眼では棒かと思ったが、50D200mmでアオサギと分かった。
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アオサギが歩いた。
   長い首を畳んでいる。



 ここ数日、野鳥を探しながらオアシスの森、相生山緑地を歩き始めた。野鳥の居場所を見つける感覚を取り戻すのに時間がかかりそう。野鳥は減っていると思われるが、家の庭木にミカンを切って枝に突き刺しておくと、はやばやとヒヨドリが来る。先日にはメジロが2匹やってきた。メジロは撮り損ねたが、野鳥はどこかに隠れているとの感じを強くした。カラス、ヒヨドリ、ムクドリはどこに行っても居るが、それ以外の野鳥はなかなか見つからない。下に示す写真は、数少ない成果である。

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ハクセキレイ スズメ
人を恐れず、道路上を歩き回っている。
昔は町にスズメが溢れていたが、最近は見かけない。
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ヒヨドリ カルガモの雌と子供たち
ヒヨドリが溢れている。ミカンの実を小枝に突き刺しておくとすぐに来る。
 双子池に10羽以上いた。
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ジョウビタキ キジバトとムクドリ
オアシスの森の西側外にある菅田あたりの梅園で撮った。200mmレンズには遠すぎた。めったに見かけなくなった。
同じく菅田あたりの梅林の中で。
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キジバト キジバト
相生山緑地の桜並木にて。
相生山緑地の桜並木にて。

 2011年3月にオアシスの森でジョウビタキをアップしてから、今回まで野鳥は撮らなかった。しかし、最近、散歩の途中(天白公園や法螺貝池公園周辺)で野鳥を見ることが少なくなり、オアシスの森や他の公園ではどうなのか?が心配になっている。そこで、再び古いキャノンのEOS 50DにSIGMAの超望遠レンズ(SIGMA APO120-400mm F4.5-5.6 OS、カメラとレンズで合計2.4kg、重い!)を持って、野鳥を探そうという気になってきた。早速、14日の朝10時頃に相生山緑地の周辺を歩いて、鳥を探してみた。とりあえず、ヒヨドリとカワラヒワ?を撮ることができた。

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ヒヨドリ カワラヒワ?
オアシスの森の山根口にある高木で数10羽が遊んでいた。
相生山緑地の元一休庵の近くの高木で2羽が用心深くこちらを見つめていた。スズメ目アトリ科、留鳥

 その後、相生山の北海道と呼ばれる、森の中の広い畑などでも探してみたが、まったく見つからなかった。

 補足:ヒヨドリを山根口で撮っているときに、北方向の民家の屋根の上に、冠雪した御嶽山が薄く見えていたので、撮ってみた。

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山根口から見える冠雪した御嶽山
御嶽山の左前に見える山の名前は?

サクラはまだ

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 オアシスの森と相生山緑地のお決まりコースを歩く。梅は満開だがサクラはまだだ。山桜のような白い花が一杯咲いていたのを見かけたが、サクラの一種かどうかは不明。フキノトウもまだ見かけない。ナツズイセンの咲く場所には青い葉が元気良く出ていた。ジョウビタキがまだ居た。そろそろ北へ帰る時期ではないの?

霧雨の天白公園

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 どんよりと暗い空からわずかに霧雨が降りてくる。春雨の季節だ。傘は不要だが寒い。今日は野鳥も巣篭もりかと思いつつ、何時ものコースを歩く。しかし、この程度の霧雨ならと、常連が多く飛び交っていた。低温が気に入ったのかもしれない。寒いほうが野鳥は元気だ。シジュウカラ、コゲラ、エナガ、カワラヒワ(マヒワ?)、ツグミを見かけた。(ヒヨドリやムクドリは常に居るのであえて書かない)
 エナガは久しぶりだ。スズメ目エナガ科、留鳥。モクレンの花芽が少し大きくなったように思う。開花はまじか。

 甘いもの好きなメジロが満開の梅の花に集まってきた。いつもは人に敏感なメジロも甘い蜜には勝てない。人を横目で見ながら、逃げずに一生懸命蜜を吸っている。


 今日は一年ぶりに保呂公園から平子橋まで、水鳥を探して天白川の河川敷を歩いた。水鳥は予想通りに居たが、予想外の収穫として川縁の木や雑草の中で、ホオジロ、ウグイス?などを初めて見かけた。ホオジロは日本一見かける機会が多い野鳥らしいが、スズメと似ているので小生にはこれまで見分けられなかった。

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カワセミ コガモ

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カワウ ホオジロの水浴び
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ホオジロの群れ ホオジロの水浴び
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ホオジロ ウグイス
スズメ目ホオジロ科、留鳥
スズメ目ウグイス科、漂鳥または留鳥
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ウグイス ウグイス
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ジョウビタキ モズ

 ジョウビタキとアオジを見かけた。


 昨年と同じこの週にマヒワの群れが来ている。カワラヒワかもしれない。マヒワのほうが小型らしいが、良く区別できないでいる。

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カワウ

カワラヒワ

嘴がピンク色

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シジュウカラ

マヒワ

嘴が黒い

 腰の具合も大分よくなったので、今日は荒池、農業センター、針名神社まで歩いた。荒池には水鳥の数が少なかった。昨年の今頃はたくさんいたのに。散歩に来ていた人が毎年鳥の数が少なくなると嘆いていた。池の奥の森にはオオタカが住んでいるそうだが、いつまでも居てくれるだろうか。わずかに葉の落ちた高木の梢で一羽のシジュウカラが淋しくピーピー鳴いていた。

 農業センターへ向かって田舎道を歩いてゆくと、メジロ、シジュウカラ、モズ、ジョウビタキなどを度々見かけた。森の中には野鳥はおらず、野菜畑、果物畑などには一杯居る。人間の住処がある里山には食べ物が豊富だからだ。人間がそれなりの環境を作ってやれば野鳥は多く集まってくる。 

 農業センターに来ると入り口に靴底を消毒するマットがおいてあった。ここでは名古屋コーチンを飼っているので、鳥インフルエンザウイルスの進入を警戒しているのだ。ソシンロウバイや菜の花が満開だった。野鳥は居ないだろうと期待していなかったが、未開花の梅ノ木にシメ(スズメ目アトリ科)が何羽かがいた。初めて見かけ、しかも写真に撮れたので感激した。ユーラシア大陸から冬に渡ってくる渡り鳥(冬鳥)だ。相生山緑地やオアシスの森では今まで見たことは無かった。

 しだれ梅も蕾が大きく膨らんでおり、開花はまじかだ。

 帰りに大堤池に立ち寄ると独り者のコブハクチョウ君が近づいてきた。人恋しいのだろう。この辺りにもう十年くらい住み着いているのではないか。5年位前までは連れ合いが居たが、どこかに行ってしまった。


 腰を痛めてしまってしばらく静養していたが少し良くなってきたので、野鳥に会いたくて重いカメラを持って相生山へ。まず相生山の北海道(畑)を歩くと、紅梅が大分咲いていた。また伊吹山がかすかに見えていた。畑の上を歩き回るジョウビタキ(オス)に出会ったが、それだけだった。

 桜並木に行くと、ジョウビタキのメスがいた。止まり木の上でくるくるとまわってくれたので、後姿も撮れた。前からの姿はオスと違うが、後姿はあまり差が無い。今年はどこへ行ってもジョウビタキを見かける。

常連の水鳥

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 大根池は荒池などと比べると、水鳥の飛来は少ない。餌となる水草が少ないのかもしれない。それでも時々普段には見かけないカモが混じっている。それを見つけるのが楽しみとなる。カイツブリでもいろいろ見かけの異なる種類がある。きょうも首の毛の色が焦げ茶で小型のもの(カイツブリ)と白く大型のもの(アカエリカイツブリ)と2種類来ている。ヒドリガモはユーラシア大陸からの渡り、バンは西日本では留鳥。

ノスリか?

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 相生山緑地を歩いていると、空を旋回している鳥を見つけた。タカ科の鳥だろうとおもって、カメラを向けたがなかなか視界に入らない。望遠を広角側に戻して、あせって探してやっとワンショットだけ撮れた。次の瞬間には空から消えてしまった。急降下したに違いない。後で調べてみてもノスリかトビかのどちらかと思われる。尾羽が丸くカーブしているので、ノスリ(タカ目タカ科)ではないか?今後は空にもっと注意をおいて、もっと精細な写真を撮りたいものだ。意外とタカ科の鳥は多いように思うが、高度が高いし動きが速いからきれいな写真がなかなか撮れない。


常連と出会う

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 新顔の鳥は天白公園になかなか姿を見せない。一方、昨年と同様にマヒワ(スズメ目アトリ科)の大群が公園の木に群がっていた。昨年も2月6日におなじようにマヒワに大群を写真に撮っている。正確に同じ時期なのが面白い。オオバン(ツル目クイナ科)やハクセイキレイ(スズメ目セキレイ科)などの常連も多く居る。

 昨日、アカゲラが居たといううわさを聞いたので、その場所に出かけてみたが見つからなかった。マヒワとジョウビタキが居たので撮った。マヒワは中国北部で繁殖し、越冬のために日本に飛来する。マヒワのオスは頭が黒い。なるべく近寄って撮るほど鳥の毛並みや目の表情が輝いてくる。鳥の種類ごとに、来る場所が毎年決まっている。深い森の中ではなく人家に近いところにくる。畑の野菜などを食べているのか、野菜に居る虫を食べているのか?

 先日、白梅が咲き始めたと思ったら、今日は紅梅が咲いていた。やはり紅梅のほうが華やかだ。

 今日は昼前に出かける予定があったので、相生山口から稲田口に向かってオアシスの森をショートカットで歩いた。ところがそれが大正解で、初めてルリビタキのオスが撮れた。オアシスの森には鳥が少ないと思っていただけに予想外の収穫であった。きれいな鳥だ。できれば横からの姿も撮りたかったが、逃げられてしまった。

 また、光の関係が良かったのか、コゲラがカラフルに撮れた。腹の羽毛の茶色がきれいだ。今までは光の具合が悪かったのか、茶色の羽毛がはっきりと撮れていなかった。こんなにきれいな茶色であったのかと感激した。

 いつも良く出会う散歩の仲間から、同じところでアカゲラを見かけたよと声を掛けられた。今まで出会ったことはないので明日以降、しっかりと探してみよう。今の時期は野鳥が一番たくさん見られる。

 今日は風がなくて暖かい。TVの天気予報によると最高温度は12度くらいで、3月の後半の暖かさとのこと。久しぶりに相生山の北海道(畑)に出かけてみる。ここは入り口のところで猛犬に吠えられるのがいやだが、我慢して通り過ぎる。11時ころになってしまったので、野鳥が多く現れる時間帯より遅くなったかもしれない。ちらほら鳥を見かけたが、それほど多くいるわけでもない。かろうじて遠くの枝に止まっている一羽を撮ったが、遠すぎて種類をはっきり特定できない。ルリビタキのメスか?帰りは畑から相生山緑地の藪に入って、炭焼き小屋に降りたが、服やリュックが枯葉だらけになってしまった。

 ナンテンやセンリョウ、マンリョウの赤い実やツツワブキの黄色い花などもなくなってしまった。サザンカの花もしぼんでしまった。この冬は雨が非常に少ない。この2ヶ月くらいは1月17日に大雪が降った以外、雨は降っていない。土はからからで木々や野菜の葉も生気がない。鳥は何を食べているのだろうか?

今日は特に寒い

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 北陸は豪雪のようで、名古屋でも何時もより冷たい風が吹いている。でも新池には何時もの薄氷は張っていない。天白公園を歩く。何時もの小道にはシロハラ程度の大きさの鳥(シロハラ?)やジョウビタキのメスを見かけた。ジョウビタキのメスは最近、人通りの多い道端で良く見かける。それにひきかえ、オスはめったに見かけない。

小鳥が一杯

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 天白公園へキャノン50DにSIGMA APO120-400 OSをつけて天白公園の山へ。藪の中でじっとしていると小鳥が姿を現して、近くまで来てくれた。ヤマガラ、ルリビタキ、シジュウカラ、コゲラなど。肉眼ではなかなか鳥の種類が判別できないが、ファインダーをのぞいて初めてわかるということもある。ヤマガラがそうだった。ヤマガラはなかなか見かけないので、早く撮らなければ逃げられてしまうとあせるとどうしてもピントが甘くなってしまう。修行が足らないと反省。

 ヤマガラは近くまで来てくれたが、逆光になってしまった。鳥待ちの姿勢が太陽を向いていたのが失敗の原因。

 ルリビタキのメスだ。昨年も何度か撮った。毎年ここを訪れる鳥だ。尾羽に瑠璃色の羽が見える。

 シジュウカラ、コゲラはいつも一緒に行動している。コゲラの歩き方はとても特徴がありすぐわかる。

 昨年、近くの森が大幅に宅地開発されてしまったので、野鳥が少なくなるのではないかと心配している。少し少ない気がするが、今しばらく見てみないと解らない。これから一ヶ月が野鳥が多く姿を見せる時期なので期待している。ほとんどは留鳥であるが、この時期になると集まってくる。冬以外はどこに行っているのだろうか?

カケスに出会った

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 今日は天気も良く、暖かく、キャノン50DにSIGMAのAPO120-400 OGをつけてオアシスの森から相生山緑地へと歩いた。いろいろと珍しいことに出会った。相生山緑地に入るとまず、カラフルで鳩くらい大きさの鳥に出会った。数日前から時々見かけていたが、なかなか撮れなかった。今日は枝の陰ながら何とかカメラに納めることができ、カケス(スズメ目カラス科カケス属)と解った。普段には見かけない鳥なので、どこからか飛んで来たらしい。

 次に大空を高スピードで急降下したり急上昇したりして飛んでいるカラスくらいの大きさの鳥が目に入った。カラスではない。タカ科の鳥と思われるが、定かではない。時々見かけるが、なかなかはっきりと撮れない。

 次に猫がばたばた暴れているシロハラをくわえて歩いているのに出会った。以前からシロハラを狙っている猫を見かけていたが、今日は捕獲に成功したようだ。この猫が良く太っているのは野鳥を食べているせいかもしれない。シロハラが落ち葉の中で虫を探しているのを良く見かけるが、そこは安全でも、畑では猫の足音がしないので接近しても気づきにくく、捕まってしまうのではないか?里山も野鳥には危険が一杯だ。今日は里山でのいろいろなドラマに出会った。

梅の木にツグミ

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 今日は大寒。このところ毎日が寒い。強い風が一層寒さを感じさせる。天白中学校の近くでツグミを見かけた。これまではなかなか見かけなかったが、これからは見かける機会が増えてくる。シベリヤからの長旅、ご苦労様。

 相生山緑地の桜並木を歩いていると、シロハラやジョウビタキのオスを見かけた。この数日、特にシロハラを多く見かける。桜並木で気になるのは猫を多く見かけるようになったことだ。動きの鈍い渡り鳥を狙って集まってきたらしい。


 今日は澄み切った空だが、気温は昨日と打って変わって暖かい。最近の気温の上下は1日単位で変わる。今日は数日ぶりにオアシスの森から相生山緑地を歩いた。今はコナラの落葉が最終段階だ。地面はカラフルな落ち葉で埋まっている。
 トンボ池にくると野鳥が飛びまわっている。ジョウビタキのオス、エナガ、シジュウカラたちだ。良く見ると近くに赤い実が大量に実った木がある。クロガネモチだ。ソヨゴやアオハダの実が不作なだけに、鳥たちには貴重な食料だ。ジョウビタキは今まで1、2度見かけたが今日はピンボケながら年末では初めて撮れた。



    クロガネモチ


 クロガネモチの横ではシラカシのドングリが大量に実っている。実が落ちるのを首を長くして待っているのはタヌキたちか?

荒池公園まで往復

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 天気も良く、少し冷たい空気が肌に心地よい。往復2時間くらいの予定で荒池公園まで出かける。池の周りにあるヒサカキの木の実を求めてシジュウカラやメジロが群がっていた。カメラを構えてじっとしていると、最初は警戒して遠くに居るが、次第に警戒を緩めて近くまで寄ってくる。こちらも友人と近くで話し合うようなうれしさを感じる。まだコンパクトカメラ(Lumix TRZ-7)で撮っている。天気が良いのできれいに撮れたが曇るとそうはいかない。そろそろ野鳥が出揃ってくる時期なのでデジ1眼に替えてしっかりととりたいものだ。池にはマガモが既に来ていた。やはりこの池は水鳥が多く来る。

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シラカシの葉


    シラカシのドングリ


    マユミの花

 竹林の道辺りでこのごろずっとカタカタというコゲラが木をつつく音がしていたが、今日大きな穴を二つもくりぬいているのを見つけた。枯れ木なのでやわらかかったのかも知れないが、それにしてもすごいエネルギーだ!巣を作るつもりだろうか?しばらく観察してみよう。


オオジュリン

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 相生山緑地の桜並木の東端で今まで見たことの無い?野鳥を見た。最初はモズかと思ったが、良く見ると少し違う。モズならあるオレンジ色の毛(頭や腹)がない。オオジュリン(スズメ目ホオジロ科)と思われる。初めて出会った。貴重な出会いだ。


野鳥が群れだした

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 相生山緑地でシジュウカラ、メジロ、コゲラが群れ始めた。それをカラスが狙っている。葉が落ちてきて小鳥が見つかり易くなったので群れることで防衛しているのだろう。木の枝が密になっていてカラスが入りにくいところで群れている。まわりでからすがカーカーとないているが中に入ってこれない。

カワセミ登場

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 天白公園を散策。大根池への水の流入口にある欄干がカワセミの留まり木として好都合らしく、年に数度くらい見かける。たまたまカメラをもっていなかったりで、撮れなかったが、今日は何とか撮れた。まだまだ数少ない鳥だ。


 いつもは忙しく飛び跳ねているメジロだが、この暑さではじっとして動かない。


暑いさなか

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 酷暑の中、鳥達もさぞ暑かろう。 大根池は水草で覆われてしまっている。水草は冬になれば池の底に沈む。


 梅雨時の雲の下、螺貝池に立ち寄った。でかい眺望円のレンズをつけたカメラを構えたおじさん、おばさんが10人くらいかたまっている。しばらくすると小型のカラスくらいの茶色の鳥が水面を低空飛行で旋回。連写のシャッター音がしばらく続く。鳥の名前を聞いてみるとヨシゴイとのこと。毎年、7月ころに繁殖のために?螺貝池にやってくるとのこと。最近は数が減っていて心配されている鳥らしい。
 小生が持参したコンデジではとても撮れる距離ではない。小生は元気のよい鳴き声を出しているオオヨシキリを撮って満足して散策を続けた。

川鵜の群れ

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 植田の天白川を歩いた。川鵜がこんなにたくさん群れているのを見るのは初めてだ。何をやっているのだろう?


ジョウビタキのメス

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 ケータイからアップ。戸笠池の東で、雨の中で大きなジョウビタキのメスを見かけた。

カイツブリ?

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 ケータイからアップ。今日も雨。最近は雨降りが多く、一日置きに降っている。「春雨じゃ濡れて行こう」とばかり、雨の住宅街を歩いた。戸笠池の東の草むらで、ハトよりすこし小さい全体的に黒っぽい三羽が食餌をしていた。次列風切に白い筋が見える。カイツブリか?戸笠池が工事のために干上がっているのでやもうえず草むらの虫を探しているのかも知れない。

 追伸:このケータイはムーバで、相当な旧式である。画素数は200万画素あるがレンズによるズーム機能はなく鳥などはきれいに写せない。最近の高性能型ならばズームレンズつきで1000万画素程度のものもあるらしいので、早く交換せねばと思っている。

メジロを近接撮影

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 相生山緑地。今日はオオダカと思われるタカ(茶色)が近くの草むらからゆさゆさと飛び立つのを見た。とっさのことで撮影できず。やはり相生山緑地にもタカがいるんだなーと妙に感心してしまった。いつかはカメラに納めたいものだ。その後、ウメの木でたくさんのメジロが蜜を吸っているのに出会った。今日は近寄っても逃げない。大写しのメジロ写真ができた。


群れて遊んでいる

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 天白公園。コゲラ、シジュウカラが広場に出てきた。

ルリビタキ

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 晴天で暖かい。オアシスの森へでかけた。今日はいつものコースの散策ではなく、森の中をコースから外れてゆっくりと鳥を探した。メジロ、シロハラ、モズの他にルリビタキのメスに出会った。天白公園では出会っているが、オアシスの森では初めてだ。怖がらずに小生の周りを飛び回ってくれたのでしっかりと撮れた。かわいい。オスがいるはずなのに中々姿を見せてくれないがよく探せばいるに違いない。

 

 今日は土曜日で晴天だ。体調も良い。平針農業センタ周辺にある緑地帯まで遠出して、野鳥を撮ることにする。APO120-400レンズを買ってから初めての遠出だ。EFS18-200レンズも持ってゆくのでリュックサックの重さ込みで4.3kgを背負って歩くことになった。土曜日というのに緑地帯の細道を歩く人は少ない。眼を凝らしながら針名神社や付近の雑木林を歩いてみたがシジュウカラとヒヨドリしか見つけられなかった。満開を迎えつつある紅梅を撮ったりしながら荒池に向かう。

 荒池に着くと超望遠レンズ付きのカメラを持った熟年男性が3人ほど何かを待っている。それが、オオタカ?を待っていると分かったのはそれらしい鳥が空に現れたときだった。高速連写で鳥を追っている。小生は最近はタカなど見たこともなかったので興奮して少し撮らせていただいた。

 やはりここここの自然度は高いんだなーと感心しながら、池を見ると今日は数多くの珍しい水鳥がいる。やはり大根池とは違う。池はずっと広いし周りに人も少ないので安心して食餌できるからなのだろうか?カンムリカイツブリ、カイツブリ、ヨシガモ(雄)、ヨシガモはシベリヤなどからの渡りで冬鳥、ハシビロガモ、ヒドリガモ、その他が識別できた。カンムリカイツブリはレッドデータブックで危急種に指定されているとのこと。冬鳥。貴重な鳥だ。また、複数種の10羽以上のカモが円陣を作って頭を水の中に入れて回転している。何かの儀式みたいで興味深い光景だった。何をやっているのだろうか?

追記:みんなでぐるぐる輪を作って回って、水の渦を作り、プランクトンを集めて食べるらしい。

 他の3人はまだ根気よくタカの次の出現待っているが、小生は根気が続かず帰ることにする。ところが途中でタカが獲物に狙い付けて急飛翔する肩がいかった鳥影が空をよぎった。飛翔の方向は荒池方向である。あまりに急でカメラを用意することができなかった。残念。次回にまた来よう。
 しかし、帰り道の農地でトラツグミに出会うことができた。成鳥を真近で見るのは初めてでまたまた興奮した。

  今日の遠出の撮影散策の成果に満足しながら岐路を行くと大堤池にでた。ここで一羽のコブハクチョウが葦に隠れて食事していた。どうもここに住み着いているのではないか?6年前に荒池で泳いでいたハクチョウと同じ個体のような気がする。コブハクチョウは日本に渡りをする鳥ではなく、動物園かどこかで飼われていたものが逃げ出したものが各地に定住しているらしい。

 相生山緑地、オアシスの森を歩く。晴天で暖かい。昨日は少し歩きすぎたので今日はいつものルートをショートカットして短時間に終えた。小生の野鳥撮りは散歩の合間なので、じっくりと鳥の出現を待つというものではなく、会えたら幸運というやり方のため、隠れている鳥を見つけることはなかなか難しい。どうしても常連の鳥ということになりやすい。それでも幸運を期待して毎日歩いている。今日もいつもの常連と会えた。それもキジバト以外は4種類が一箇所で食事を取っていたので、撮影が簡単だった。野鳥は異種同士でも一緒に食事をとるのが好きなようだ。

 今日は晴天だ。天白川を菅田から原まで遡った。水鳥やカラスのほかにはカワセミ、モズ、ツグミ、コイカル、ハクセキレイ、セグロセキレイなどがいた。
 カワセミがこの辺りには数羽はいるようだ。時々、水面すれすれを美しい青い羽を羽ばたかせてすばやく移動している。うまく隠れてしまうので留まっている姿を見つけて近づいて撮ることが難しい。やっと川の対岸の枝に留まっているのを撮れた。しかし、640mmではアップにできない。次回にもっと近接できることを期待しよう。今日はモズに出会うことが多い。多くのモズが住んでいるようだ。二羽のモズが一緒に飛び回っている珍しい風景が撮れた。オスとメスと思われる。


 うす曇。天白公園の北の山で鳥を探すがいない。いつもの散策コースを大根池の西の山から公園の広場の西側に下りてゆくと、野鳥の団体さんが、鳥を見つけられなくてがっかりしている小生を元気付けるかのように、集まってくれた。最初にコゲラ、次にメジロ、シジュウカラ、そのうちにシロハラやツグミまでが集まってきた。メジロやシジュウカラは木の枝を歩き回って虫を探している。シロハラは落ち葉をひっくり返して虫を探している。ツグミは辺りの様子を警戒しながら時おり地面を突っついている。団体だとタカなどの攻撃から逃れやすく、何かと安心なのだろう。何時もよりも近づいても逃げずにいてくれる。おかげでアップが撮りにくいメジロとシジュウカラのアップ写真が撮れた。写真のできはいまいちだ。シャープさに欠ける。シャッター速度を1/800と早くしてしまったので、絞りが開放になってしまった。次回は1/400から1/200位にしてみたいと思う。

ジョウビタキ

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 相生山緑地からオアシスの森へいつものコースを歩く。紅梅も咲き始めている。いつもの場所でジョウビタキのオスが迎えてくれた。今回はアップで撮ることができた。彼も小生になれたのかな?


シロハラ

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 天白公園の北の山で撮影。


何時もの友達

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 相生山緑地のいつもの散歩コースで、なじみの鳥たちに出会った。アオジのかわいいしぐさが笑わせてくれる。目の周りが黒いので雄だ。

 また、特にジョウビタキは縄張りを大事にするので、小生が顔を出すと縄張りを荒らされると思ってか飛んで出てくる。かわいい友達だ。

 メジロが身づくろいをしている。警戒心の強いメジロも今日は身づくろいに忙しく寄っても逃げない。

 天白公園に出かける。何時ものコースだ。昨日の雨は上がったが、曇り日で低温だ。しかし、風がないのであまり寒くは感じられない。エナガがコゲラやメジロと一緒に飛び回っていた。こちらを向いてくれたエナガを撮れたが、マニュアルフォーカスのピントが甘い。

 今日は人が少ないためか、ダイサギが土手に近いところで獲物を狙っていたり、芝生の上でツグミが餌をついばんだりしている

 相生山緑地とオアシスの森を歩く。昨日とは違い陽光が暖かい。相生山緑地の道路の上でキセキレイのようだが、尾羽が短い鳥(幼鳥?)が盛んに地面をついばんでいる。追っかけても逃げないので何枚か撮った。

 緑地の別の場所ではジョウビタキのメスがキョロキョロしている。比較的近くから撮れたので良かった。

 オアシスの森に入るとまたジョウビタキのメスに会った。オスには中々会えないのだが、最近メスに出会うことが多い。低速3連写で飛び立つまでが撮れた。高速連写にしたほうがもっと良かったと悔やまれる。

 最後に、いつもの場所にいってしばらく待っていたらジョウビタキのオスが出てきてくれた。何時ものオスに違いない。ただし、遠距離でしかも近寄れない場所なので、何枚か撮ったがきれいに撮れたのはこれ一枚で他はボケている。640mmでも本格的な野鳥撮影には不足なのだろう。しかし、散歩が主目的なので三脚を持って歩くわけにも行かない。もう少し、絞りを効かせたほうが良い写真が撮れそうな気がする。次回に試してみよう。


 今朝は雪が降っていた。町は薄く雪化粧。寒風の中を天白公園に行く。オジロビタキを探すがいない。大根池に下りてゆくと、岸辺にジョウビタキのメスがいた。よく太っている。ISO1000,シャッター速度優先1/800(絞り16)、スポット測光で撮ったが、いまいち不鮮明な写真になってしまった。ISO1000は大きすぎたか?

 しばらく歩いて大芝生に出たら街路樹にカワラヒワの大群が止まっていた。この冬初めて出会った。逆光で撮りにくい。


 晴れたり曇ったりの天候。風が強く寒い。オアシスの森に立ち寄ってから天白川(菅田)へ歩く。オアシスの森では白梅が静かに咲いている。ジョウビタキと出会えたが、近くに来てくれない。400mm(640mm)では大きく撮れない。トリリミングで拡大するのでどうしてもボケた絵になってしまう。

 寒風にさらされながら天白川の河川敷を歩く。ヒドリガモ、セグロセキレイなどと一緒にコチドリがいた。初めて出会った鳥なのでうれしかった。セキレイより大分大きい。遠景のためトリミングで拡大するのでどうしてもボケてしまう。コチドリは黒い首輪がつながっていること、足が黄色、眼に黄色の輪があることなどで見分けられるらしい。眼に黄色の輪は確認できないが多分コチドリだろう。

 今日は気温は低いが、風はなく、日差しが暖かい。鳥が姿を見せそうな日和だ。相生山緑地に行く。早速、いつもの場所にシロハラがいた。今日は機嫌が良いらしく、大サービスでいつもは草陰に姿を隠してしまうのに今日は近くの小枝に留まり全身を見せてくれた。

 シジュウカラはよくお目にかかるが、なかなかピントがあった写真が撮れない。近づくと逃げるし、チョコチョコと動き回ってじっとしていてくれない。ツグミは今年は良く見かける。

 モズも良く見かける。これはメスだ。目に黒いラインがない。

 ジョウビタキのオスだ(スズメ目ツグミ科)。最近良く見かけるがなかなかカメラに収まらなかった。今日は何とか収まってくれたが、近づけないのでアップでは撮れなかった。きれいな鳥だ。何とかアップで撮りたいものだ。

 今日は短時間で多くの種類に出会えた。今日のような天候が鳥には快適なのだろう。やはり姿を見せる天候と隠れて出てこない天候とがある。

アオバト

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 雨曇りの空の下、ポツポツと降る中で稲田口を歩いていると、突然、2羽の大きな鳥が低空で小生に向かって飛んできたので一瞬たじろいでしまった。その一羽が近くの木の枝に留まった。アオバトか?初めて見た。この森では見かけない鳥なので、何処かへの旅行中に休憩のために立ち寄ったに違いない。羽毛が荒れており疲れたような感じだ。カラフルで熱帯性の飼い鳥が野生化したような印象の鳥だが、本州に広く生育する流鳥または漂鳥らしい。ハト目ハト科。


ルリビタキのメス

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 オジロビタキを求めて天白公園へ。木の枝に誰がおいたのかミカンが輪切りして突き刺してあった。見ると鳥が食べた様子はない。このような餌やりは、やった人の気持ちは分からないではないが、自然的ではない。歩き回ったがオジロビタキに会えないので帰ろうと思ったとき、足元から小鳥が飛び立って低木の枝に止まった。ルリビタキのメスだ。尾羽が瑠璃色だ。逃げることなくじっとしていてくれる。かわいらしい鳥だ。脅かさないようにして数枚、撮影条件を変えて撮った。薄暗い場所なので、ISO感度を1000にしたので、ノイズが多い写真になったが、ピンボケではないので掲載したい。


 快晴、暖かい。今日はオジロビタキに出会えそうな気がする。
 シジュウカラにであった。絞りを5.6として絞り優先としたら、シャッター速度は1/250となり、まあまあの出来だ。

 オジロビタキに出会えたが、被写界深度をあげてピントをはっきりさせようと思い、絞りを6.3まで絞ったらシャッター速度が1/80となり、遅すぎてぶれてしまったので写真の掲載はやめる。腕前はまだまだ素人。再びオジロビタキに出会えることを期待したい。

 愛英黒石幼稚園の西から北西辺りにある緑の山や谷(土原1)で大規模な宅地造成が、開始されている。最近、急に始まったようだ。回りが宅地された後も40年~50年も緑の山が残されていた場所であるが、ついに緑の大規模な伐採が始まった。地図で見ると、現在緑の山であっても緑色に塗られていない、いわゆる緑地帯の指定になっていない私有地である。

 緑地帯指定がなければ緑を伐採して自由に宅地化できるということに、疑問を感じる。緑は住民の健康をまもるかけがいのない自然環境である。この地域で見られる野鳥は近年減りつつあるといわれながらも、まだ見られるのは、このような広い緑地が存在したことが幸いしていた。これが失われれば、野鳥がいっそう見られなくなるに違いない。これは辛いことである。

コゲラ、アオジ

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 天白公園。コゲラは常連だが、アオジは最近よく見かける。先日とは違った場所で、2羽が一緒に行動していた。


 

 晴天。少し空気が冷たいが、風はなく、日差しは強い。朝オアシスの森を歩いた時に、ジョウビタキのメスがいた。あいにくカメラを持参しなかったので撮れず、残念。後でカメラを持って天白公園に行く。シジュウカラとコゲラを撮った。この鳥たちは一緒にいることが多いようだ。まだまだカメラの腕は初心者クラスで露出、ピントが甘い。


 今日はレンズとカメラをカメラ用のルックサック(KATA DR-465)に入れて天白公園に出かけた。今までは重いAPO120-400付きの50Dを首からぶら提げて歩いていた。カメラとレンズがぶらぶらするのでゆっくりとしか歩けず、散歩の足取りが遅くなって運動にならなかった。ルックサックに入れたら身が軽くなって早足で歩けるようになったのでよかった。ただ、出先でレンズの着脱を毎回やることになるので、ごみがカメラに入らないように注意しなくてはならないのが少し厄介だ。

 天白公園の山の中を歩いていてもヒヨドリばかりで、今日はだめかなと思っていた矢先に、地面から飛び出してポールに留まった鳥がいた。早速撮ってみるとどうもルリビタキ(スズメ目ツグミ科)の雌だ。シロハラかと思ったが、足の色が黒い(シロハラは肌色)し、小型(約12cm、シロハラは約24cm)だから違う。モードダイヤルをTVにしてシャッター速度を1/1000、ISO感度400にしていたので、暗い写真になってしまった。 帰宅後、Photoshopで加工してやっとルリビタキ(のメス?)と分かった。濃い曇が出ていたので、思ったよりも暗かったらしい。漂鳥。

 大根池の西側を歩いていたら、また木の根元から飛び立って枝に止まってくれた鳥がいた。今度はシャッター速度を1/600、ISO感度を640にして撮った。これはアオジ(スズメ目ホオジロ科)だ。黄色の腹やピンクの嘴が特徴だ。中国北部やロシア東南部などから飛来し、中部地方以西で越冬する冬鳥だ。

 約3週間ぶりにオアシスの森で鳥を探した。ヒヨドリとカラスはいるが、その他ではメジロしか撮れなかった。相生山緑地でもオアシスの森でも気配を感じて撮るとすべてメジロだ。木の上よりも地面を探さなくてはいけないのかもしれない。それでもAPO120-400と50Dの使い方に慣れるにはよい教材である。なかなか手ぶれなく、はっきりとした画像が撮れない。鳥のすばやい動きにマニュアルフォーカスがどうしても遅れるし、ピントをしっかり合わせるのは難しい。身体に使い方を覚えこませ、頭で考えなくても手が動くところまで行かないとよい写真は撮れない。


 Apo120-400を付けて天白公園に行く。途中で電線に留まったツグミを見つける。森の中に入っても別のツグミがいた。暗みに入っていたので、よい写真は得られなかった。木立に中に入ってゆくとモズが枝に留まってキョロキョロしている。比較的近くにいたし、モズは人をあまり恐れないからよい写真が取れた。また、コゲラが十数メートル先の葉の隙間からみえた。マニュアルフォーカスに切り替えて何とか撮れた。今日はまたピクチャースタイルにニュートラルを採用してみた。画像の加工がしやすいスタイルらしい。若干シャープネスなどの加工をしてみたが、仕上がりにあまり差は感じられない。今日の撮影モードはTv(シャッター速度優先)で速度は1/1000秒、ISO感度は640。
 


コガモ、コサギ

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 天白川の菅田1辺りに出かけた。ここには堰があり、魚が集まるので水鳥も集まる。晴天だが風が冷たい。コガモ(カモ目、カモ科)が浮いていたが、数羽は寒さを避けて首をすくませていた。マガモと比べると一回り小さい。コガモはユーラシア(ロシアなど)から渡って来て越冬する冬鳥だ。

 コサギ(コウノトリ目サギ科、指が黄色)が魚を狙って走り回っている。カワウも同じところで魚を追っているのでゆっくりとしていたら横取りされてしまう。このサギは中国東北部などから渡ってきた冬鳥だ。

 APO120-400を使ったが、ISO感度を高くしすぎていた(640)ためか、サギの白が白とびしてしまった。それにしてもこのレンズを手持ちで撮っていると左腕が疲れる(カメラとレンズで合計約2.5kg)。水鳥は動きが穏やかなので、それほどでもないが、林の中で野鳥を狙っていると、腕が揺れるのでAFが鳥ではなく木の葉や枝に焦点をあわせてしまい、うまく鳥にあわせることが難しい。そこでMFで狙うと、まだ慣れないためか、やっとピントが合ったときには鳥が飛び去ってしまうという悲惨を何度もなめている。余計に左腕がしびれてくる。まだまだ修行が足りない。しかし、不思議なもので、ますますうまく撮ってやろうという野心がわいてくる。当分の間、左腕をしびれさせながら鳥を追うことになりそうだ。

 今日は風がないので暖かい。大根池も昨日よりは凍っている部分が減っている。マガモ、ヒドリガモやバンが南西の岸寄りの葦の中に入り込んで根元を掘り返している。被写体距離が短くなったので詳細な姿が取れた。昨日はいなかったヒドリガモ(カモ目カモ科)がいたのでいろいろと撮る。頭頂の黄色の毛がかわいらしい。同じように見えても毎日新種のカモが混じっているところが興味深い。マガモ、ヒドリガモはユーラシア大陸などで繁殖し、日本には冬鳥として飛来し、越冬する。


 その後、北の山に入り込んでジョウビタキなどを探したがいない。あきらめて帰ろうと思ったらよく太ったツグミが近くに留まってくれた。いままでで一番明瞭に撮れたのではないか?厳密に画像を見ると35mm換算で640mmの超望遠レンズを手持ちで撮影しているので手ぶれている。次は三脚を持ってこようかな?

 名古屋は昼間でも2℃程度。大根池の北側が凍って、水鳥は南側に追いやられてしまった。水が冷たく水鳥とは言っても陽当たりで身体を温めたくなる。ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、カイツブリなど、いつもは葦の中に隠れているバンまでが陽にあたっている。

マガモは嘴がすべて黄色で渡り鳥である。カルガモは嘴が黒く留鳥である。

 天白公園。朝方に雪が降り、木々の枝だが白く雪で覆われている。北半球には大寒波が襲来とかで、イギリスなどはグレートブリテン島が雪で全島埋もれてしまったらしい。日本も寒波に包まれ沖縄では熱帯魚が仮死状態で浮き上がったとの報道もあった。名古屋は寒いには寒いが、風がないのであまり寒さは感じない。。SIGM APO120-400ズームをつけて歩く。北西の小山は小鳥の声でにぎやか。オジロビタキ?、ジョウビタキのメス?が2回ほど眼前に現れてくれたが、シャッターチャンスを逃がす。いつもの常連を写して今日は終わる。

 正月早々風邪を引いてしまった。インフルエンザではないが長引いて性が悪い。やっとお医者のお許しが出たので、EFS18-200をつけて天白公園へ。うす曇りだが風もなく鳥が元気そうな日和だ。土原の坂を天白中学側から愛英黒石幼稚園へ向かって南東に登ってゆくと、電線でヤマガラが遊んでいた。この冬での初登場だ。


 天白公園の西の山に登ると混成軍の鳥の群れが飛び回っている。メジロ、シジュウカラ、エナガなど。コゲラもいたが撮れなかった。群れを成していたほうが安全なのだろう。敵を早く見つけられるし、的を絞らせがたい。今日は動体撮影モードを一部使ってみた。鳥の羽の精緻な動きに感動する。
 まずはメジロの飛翔とシジュウカラ。

 次にエナガの飛翔。飛び立つところから枝に着陸するまで。人間の機械技術ではとてもこんな飛翔制御はできない。ヘリコプターのような不完全なものしかつくれていない。省エネルギーで機敏な動きができるようになるまでには、軽量で機敏に動くアクチュエータを開発しなければならない。動物の筋肉の精緻な構造の作り方を人間はまだ知らない。

 大根池に下りるとマガモの雄と雌が仲良く泳いでいた。一斉に飛び立ったが不意を付かれて飛翔を撮影できず、残念だ。次回を期待しよう。

 SIGMA APO120-400を使っての二日目だ。相生山緑地、オアシスの森を歩く。鳥はいるのだが木の葉の中を飛び回っていて撮りづらい。カメラとレンズで合計2.5kgと重いので、左腕が痛くなってくる。長い間撮影姿勢でシャッターチャンスを待っていられない。左腕を鍛錬しなくてはと思う。レンズがかさばって散策の足取りも重くなりがちだ。やはり、毎日の散策と野鳥撮影散策とは分けなければならないだろうか。しかし、そうするとシャッターチャンスは格段に少なくなる。今まではリュックを使っていなかったが、これからはリュックの中にカメラとレンズを入れて毎日散策することになるかも。これなら歩きやすい。

 ハクセキレイがいた。冬鳥だから背羽の黒が灰色になっている。

 ハクセキレイをとった後、木の葉の中を群れで飛び回っている鳥を取りたかったが、木の葉に隠れてうまく取れない。カワラヒワか?風きり羽の一部に黄色の羽が見える。

 今まではキャノンのEFS18-200ズームで鳥を撮ってきたが、野鳥には望遠のレベルが不足しがちであった。せっかくのでデジタル一眼EOS50Dなので超望遠のSIGMA APO120-400 を入手した。EOS50Dの撮像素子はAPS-Cなので、35mm撮像素子換算では400X1.6=640mmの超望遠になる。まだ使い慣れないが、早速撮影に自宅周辺を歩いてみた。幸いにツグミがテレビアンテナにとまっていたので、400mmで手持ち撮影してみた。結果はわずかに手ぶれしているようだ。しかし、記念すべき最初のショットだ。次にヒヨドリを撮った。こちらは手ぶれなしで撮れたようだ。

 やはり640mm望遠はすごい。高解像度で野鳥を撮る事ができる。これからが楽しみだ。

 朝には小雨が降っていたが、10時前には晴天になった。そう寒くはない。天白公園の小山に登ってゆくと、野鳥が群れていた。比較的近くに寄って来てくれたので、姿を大きく撮れた。コゲラは鋭い顔つきをしているなあ。シジュウカラはよくやる「頭隠して尻隠さず」のスタイル。
 日本の野鳥というのは地味というか、センスがよいというか、日本人の美的感覚はこれらの自然の色合いによって養われてきた。

 ここ数日、寒くなったら急に小鳥たちが姿を現した。相生山緑地の人家近くで落葉しつつある高木の枝に、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、メジロが群れを成して一緒に飛び回っている。ただし、シロハラは別の場所で地上に近いところを単独行動。、エナガ、シジュウカラ、コゲラ、などはそれぞれ食べるものが違うので食餌で競合せず、一方、種を超えて集団行動することでタカなどの天敵から身を守れるというメリットがある。
 まず、エナガ。エナガははじめて撮れた。尾っぽが長く、頭のトップに白いラインがある。背中(両肩?)に茶の部分がある。スズメ目エナガ科、留鳥。

 次は、シジュウカラ。顔の両横に白い線。ハラに黒い線。コゲラは撮れなかった。スズメ目シジュウカラ科、留鳥。

 最後は、ウグイス?シロハラ?。腹は白く、その他はネズミ茶色。若し、ウグイスならばはじめての登場だ。よく草むらを歩いているので、シロハラかもしれない。ピントがまずく、せっかくのシャッターチャンスを逃がしてしまった。残念。

 今日は冬至、風が冷たい。やっとメジロの群れと出会うことができた。相生山緑地で、10数羽の群れが元気に木の実などを食べている。今までどこに行っていたの?忙しく木の中を飛び回りなかなか全姿を撮らせてくれない。しかし元気なメジロを見て見ていると、こちらも気持ちが明るくなって自然に笑いが浮かんでくる。
 帰り道でモズに出会った。人家の庭の木に止まって何かを狙っている。かわいい顔をしているが、トカゲなどの大物を狙う小型の猛禽だ。

 姿を見ないので心配していたメジロがなんと我が家の庭に来てくれた。1羽だけだが、落ち葉をひっくり返して虫を食べている。カメラの準備をしているうちに飛び去ってしまったので写真には撮れず、残念。ムクドリ、ヒヨドリ、スズメと群れを成して飛び回っていた。安心した。そのうちにオアシスの森でも見かけるに違いない。

 稲田口の民家近くの道路上で、ハクセキレイが逃げずに近くによって来てくれた。こんなに怖がらない鳥も珍しい。近くの民家の人たちが柿を枝に残したりしてかわいがっているためかもしれない。


モズが姿を見せた

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 今年もまたモズが姿を見せてくれた。いよいよ冬が来たな。一方、今年はメジロの姿をまだ見かけない。先日、台風に直撃されたことが関係しているのだろうか?柿の実がそろそろ熟れてくるので、早く来ないとヒヨドリに全部食べられてしまうよ。
 オアシスの森で紅葉し始めるトップバッターはハゼノキだ。緑の葉の中で映えて美しい。


 名古屋女子大の天白区校には紅葉する樹木がたくさん植えられており、道路側からでも目を楽しませてくれる。今年もきれいに紅葉している。この赤い葉は何だろう。ハゼノキの仲間か?この葉の奥に見える木(右上に黄色いみかんのような実がなっている)はカリンである。今年は天候の関係で桜の紅葉は昨年より見劣りするようだ。

 黄色の花はツワブキ、キク科ツワブキ属。同じく生垣に多数本植えてある。常緑多年草。花期はちょうど今頃で、10-12月。

コゲラを見かけた

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 今日は森の谷筋に入ってみた。
 まずカクレミノの幼木を見つけた。ウコギ科カクレミノ属。常緑高木。ヤツデの仲間だ。幼木の葉には深い切れ込みがあり、その形が昔のわらで編んだ蓑(ミノ)の形に似ているのでこの名がついたらしい。大木に育つと切れ込みは少なくなり、同じ木の葉とは思えない形になる。葉厚も薄くなり、黄葉、紅葉、落葉する葉もでてくる。


 カクレミノを撮っているとカタカタと聞きなれた音がするので、よく見るとコゲラだ。赤松の幹に穴を開けているようだ。この秋では始めて見かけた。いらっしゃい。

 アオハダの大木だ。モチノキ科モチノキ属。落葉高木で樹皮を引っかくと青い肌が出てくるのでこの名がある。アオハダやモチノキなどモチノキ科モチノキ属には樹皮からとりもちが採れる。昔はとりもちを木の枝に塗っておいて小鳥を捕まえたりした。落葉し赤い実がつくはずであるが、まだついていない。

 相生山緑地に入るとへら型の木の葉で、赤い実をつけたピラカンサスがあった。バラ科トキワサンザシ属。長い棘を樹皮に持つ。別名として、トキワサンザシ、タチバナモドキなどがある。野鳥のウソが好むと聞いたことがあるが、実は弱青酸毒を持つということなので、大丈夫なのだろうか?


 今日はメジロとシロハラ?が集まっていた。

 最近、茶色っぽいシロハラの若鳥をよく見かける。若鳥は夏から秋にかけて見られるらしい。畑をひょこひょこ歩いている。警戒心が強く近づくと林の中に逃げ込んでこちらの様子を伺っている。

 今日の菅田口のトンボ池は生き物で生き生きしていた。トンボ池はボランティアの人々の手によって以前に作られたものである。トンボ、チョウ、野鳥がいっぱいいた。池で生まれたトンボなどを狙って野鳥が集まったに違いない。まずここでシオカラトンボなどに混じって、ヤンマトンボが悠然と飛んでいたので驚いた。こんな大きなトンボは中学時代(50年以上前)にギンヤンマを追って以来、見たことがなかった。タイワンウチワヤンマか?撮影技術の未熟さのゆえに、飛翔中のトンボがぼけてしまった。この季節中になんとか立派な写真を残したいものだ。アゲハチョウは花の蜜を吸っている。またシジュウカラも、さらにはトラツグミ(スズメ目ツグミ科、幼鳥?)も隠れてトンボ?を狙っている。トラツグミはオアシスの森にいるとは聞いていたが、今回初めてお目にかかった。レンズが18-200mmの汎用ズームレンズなので、ズームアップの解像度などがいまいちだ。もっと高倍率の解像度の高いレンズが欲しくなる。


久しぶりにメジロ

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 梅の実が熟れて甘酸っぱい匂いを発している。しばらく見かけなかったメジロが赤く熟れた梅に夢中だ。さぞかし甘いのだろう。柿の実はまだ青いが、なにやら大きな(?)鳥がうごめいているなとシャッターを切ったが、どうもスズメ君らしい。チュンチュンと鳴かないと遠目では見分けられない。
 草花ではこの時期の定番が顔を見せ始めた。ネジバナ、タデ、ツユクサなど。

シロハラ?

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 相生山小学校近くの畑の側溝で小鳥が動けずにいた。巣立ったばかりでうまく飛べない幼鳥なのか?またはからすか何かに襲われて傷ついたのか?


 <今日は稲田口辺りで2種類の野鳥に出会った。シジュウカラは間違いないが、他の一羽は?嘴が黄色でないのでムクドリではない。


シジュウカラ

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 野鳥は身を隠すときに人の目を見てそれが見えないように隠れるように思う。いつもカメラを構えるとカメラから隠れる位置に移動してしまう。この写真の場合は、頭隠して尻隠さずだが、鳥の目からは人の目(カメラ)は見えないに違いない。


 久しぶりに天白川の植田方面に行ってみた。強い日差しの中で、河川敷の野草の葉や花などがいっせいに伸びて春たけなわといったところである。耳の位置にある赤いマークが特徴的なアメリカミシシッピ亀の群れが甲羅を干している。ペット用に持ち込まれた亀が捨てられたり逃げ出したりして野生化した外来種である。セグロセキレイも良く見かける。川べりの桜にはサクランボが色づいている。


 今日は朝から雨のため、傘を差してアスファルト(道路)の上を歩くことにする。鳴子みどりヶ丘の住宅街を歩いて螺貝池に出ると雨の中で「ギョギョシギョギョシ」とエネルギッシュに鳴き続けるオオヨシキリ(スズメ目、ウグイス科、夏鳥)に出会った。大型だ。東南アジアで越冬して夏になると日本に渡ってくる夏鳥だ。9月ごろにはまた帰ってゆく。

オオルリか

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 今日はオアシスノ森を相生山口から外に出て、再び、相生小学校西から相生山緑地に入った。時計回り二つの緑地を回った。月日が進むに応じて咲いている花が入れ変わってゆくのが判る。竹林は葉の生え替わりの時期で、葉が落ちてしまって大変に明るい林になった。みかんの花も咲き始めている。相生小学校西の相生山緑地の道路沿いには、ハリエンジュ(針槐、マメ科ハリエンジュ属)の花が満開だ。ニセアカシアともいう。白い花の咲く樹とピンクの花が咲く樹と二本ある。どちらも大木だ。どうしてこのような大木がここにあるのか?昔、この辺りに粋な住人が居たに違いない。 
 さて、今日のトピックスは「ピー、ピー」と澄んだ声で長く鳴く、青い羽の鳥を見たことである。残念ながら急いで撮ったので、AFが鳥に合わずに、周りの樹の葉に合ってしまって、鳥がピンボケだ。残念。原因はコンデジの限界か腕の悪さか?その後、この鳥は見かけない。
オオルリは4月頃に南方の国々から日本に渡ってくる夏鳥である。

 久しぶりに植田から原あたりの天白川の河川敷を歩く。カワラヒワがたくさん居たのでおどろいた。カワラ(河原)という名が付いているから、もともと河原にいる鳥なのかもしれない。マガモの雌もいた。緑色の尾羽根が特徴。

カワラヒワ

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 オアシスの森の稲田口から相生山緑地へ上る入り口あたりで、スズメのような鳥が10羽くらい、群れで小枝を飛び回っている。よく見ると黄色の羽が見えるのでスズメではない。カメラの望遠で除くとスズメとは明らかに違う。カワラヒワ(スズメ目、アトリ科)だ。初めて認識した。今までは出会ってもスズメだと思って見過ごしていた可能性がある。留鳥で比較的多く居る鳥らしい。

 久しぶりに天白川緑地に行った。土鳩の群れの中に一匹だけ真っ白な鳩がいた。白い鳩が生まれる確率は非常に低いらしい。珍しい。またヒドリガモ(メス)(カモ目カモ科)にも出会った。くちばしの先端が黒いし、小形なのでカルガモではない。

 今日はうす曇で大変に冷たい風が吹いている。あまりに寒いためかウォーキングしている人の数も少ないようだ。そんな中を相生山緑地からオアシスの森の稲田口へ向かって下りて来ると、目前の低木の枝にピューと飛んできてとまった。背中に相対した白い斑点が目立つ。ジョウビタキ(スズメ目、ツグミ科、冬鳥、繁殖は北海道も)のオスだ。尾をぴくぴく震わせている。

 ツグミは平坦で明るい畑などが好きらしい。冬鳥で晩春にはシベリヤなどの北方へ帰る。あまり鳴かないので口をつぐむ鳥の意味でツグミとなったらしい。よく太っている。


 今日は久しぶりに寒さがぶり返し、午前中には雹がぱらぱらと降っていた。そんな中で山根口から梅林の小径に入った途端にコナラの根元に体長20cm-25cmくらいの小鳥がこちらを向いてじっとしているのが目に入った。あわててカメラのシャッターを切ろうとしたが、なんと!メモリ満杯で数枚削除するのに1-2分かかってしまった。しかしその間、逃げようともせずにゆっくり歩いている。落ち着いた鳥だ。先日(2月12日)相生山緑地で後姿を見かけた鳥に違いない。帰宅後調べたら、シロハラ(スズメ目、ツグミ科)であった。相生山緑地では良く見かけるようになった。冬鳥で晩春には北方(千島列島など)へ帰る。

 10番坂を上りきったところで、ジョウビタキ(スズメ目、ツグミ科、冬鳥)を初めて発見。最初はメジロかと思っていたが、少し色が違うようなので望遠カメラで覗いてみたらジョウビタキのメスであった。ジョウビタキはこの森でよく見かけるとは聞いていたが、なかなか確認できなかった。メジロなどと間違えていたのかもしれない。なかなかしぶいきれいな鳥だ。落ち着いた鳥で近くによってもなかなか逃げずに居てくれた。

白梅にメジロ

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 梅の花の蜜を吸いに来たのか?


 コゲラとヤマガラが一緒に行動している場面に出会ったのは2度目だ。多数羽で行動すれば、外敵に襲われても自分が襲われる確率は減るし、餌を発見する確率も増えるということか?メジロも群れで居ることが多いが、コゲラやヤマガラと一緒に行動する場面に出会ったことはない様に思う。何故だろう?コゲラは樹の幹の上を忙しく歩き回る。枝の下側をさかさまになって歩くワザを持っている。カタカタと樹を突っつく音を立てる。キツツキの仲間である証拠である。動きがかわいらしい。

 冬鳥で背羽の黒が灰色になっている。この鳥は木の枝には留まらずに地面や岩の上を歩くのが好きらしい。スズメ目、セキレイ科、留鳥または漂鳥。


 

 アオジを見つけた場所の奥の草むらで比較的大きな(20cm?)鳥が歩いている。こちらを警戒しながらゆっくりと姿を隠していった。ムクドリの大きさだが飛び立って逃げない。シロハラだ。スズメ目ツグミ科、冬鳥。

 日陰のアスファルト道路の水溜り跡で3羽が遊んでいる。スズメか?と思ったが、スズメより大きめで、全体に黄色っぽいので、アオジ(スズメ目、ホオジロ科、漂鳥)らしい。アオジは冬には暗い林の地面で暮らすそうだが今日は隣の林から出てきたらしい。

 今日はうす曇で空気が冷たく感じる。中央坂を下っていたら下りきる少し前あたりで2羽のシジュウカラ(スズメ目、シジュウカラ科、留鳥)が遊んでいた。樹の枝間を飛び回っていたかと思うと、地上に降りてきて草むらで虫を探したりする。こちらを気にする様子もないので、久しぶりに近くで撮影(Lumix FZ-10)することができた。手ぶれているのか、鳥が動き回っているためか、ピントが甘いのか、なかなかシャープな写真が取れないのが残念だ。シジュウカラは特徴のある色模様を持っているので見つけやすい。あと、カワヒラやジョウビタキが居るらしいのだが、まだ撮れていない。この冬の間に何とか撮りたいと思うとワクワクしてくる。

 比較的良く見かけるが、動きが早く、なかなか全身を撮らせてくれない。腹のオレンジ色がきれいで、よく目立つので見つけやすいが警戒心が強く、すぐに逃げてしまう。スズメ目、シジュウカラ科、留鳥。

 久しぶりに天白公園を歩く。公園の西側の山に入ると野鳥を多く見かけた。幾種類もいるようだが、小生の裸眼ではなかなか区別できない。カメラで撮ってよく見ると種類がわかる。コゲラ、シジュウカラ、ルリビタキ(雌)などが撮れていた。池ではオオバン(ツル目、クイナ科、留鳥または漂鳥)やアオサギ(ペリカン目、サギ科、アオサギ属、本州では留鳥)を見かけた。漂鳥とは、暑さ寒さを避けるために、夏は山地、冬は平地というように繁殖地と越冬地を区別して日本国内を季節移動する鳥のこと(ウィキペディア参照)。

 以前に、双子池にたわわになっている柿を鳥がなぜ食べないのかと思っていた。渋柿か?などと勝手に納得していたが、そんなことではなく、鳥がついばめるまでにやわらかく熟していなかったのだった。昨年暮れにはメジロが大群でついばんでいたが、今日見たらなんと柿はもう殆ど食べつくされて皮ばかりになっていた。少しばかり残った実を、ムクドリ、ヒヨドリ、コイカル、スズメ、メジロが探している。


 今日は朝から小雨が降り、朝の10時頃には雨があがっていた。こんな日は野鳥には会えないかなと思いながら歩いていると散策の小路の北端辺りでヤマガラ(スズメ目、シジュウカラ科、留鳥)の群れに出会った。数10羽はいる。コゲラが一羽近くで遊んでいる。少し離れたところではカラスの群れが集まって、これまた騒がしく鳴いている。今日はいつもの静かな森ではなくて、にぎやかな森になっている。鳥の世界で何かがあったようだ。

 梅林から雑木のエリヤの降りてゆく途中で低木の枝から飛び上がった。頭が瑠璃色なのでルリビタキ(スズメ目ツグミ科)の雄に違いない。じっと留まってこちらを見ている。逃げない。根気よく探すと色々な種類の野鳥が見えてくる。今日もコゲラを見たがすばしこいので撮ることができなかった。これから野鳥に出会う機会の多い冬だ。大変に楽しみだ。

修正(24.3.21)
 ルリビタキではなく、シロハラだった。尾が瑠璃色でないし、頭に白い部分が無い。頭が瑠璃色に見えたのも錯覚らしい?。ルリビタキはずっと小さい。24.3.18に近くでルリビタキを見かけた。

 春から秋に里に現れるといわれるモズだが、まだ元気な姿を見せている。
双子池の近くにて。


 低木の小路あたりで、葉が半分落ちた木々の中をヤマガラの群れが遊んでいた。動きが速くてなかなかファインダーにおさまらない。やっと撮ったらコゲラ(キツツキ目、キツツキ科、留鳥)が写っていた。コゲラがヤマガラの群れに混じって遊んでいたらしい。枝の周りをすすると歩き回っている。

 先日ヤマガラが姿を現した山根口で今度はジョウビタキ(スズメ目、ツグミ科)のオスに出会った。おいしい木の実でもあるのか?今度は慎重にマニュアルでピントを合わせてシャッターを切る。少し歩くと今度は柿木にメジロ(スズメ目メジロ科)を2羽見つけた。メジロは甘いものに目が無いのだそうだ。盛んに熟した柿を突っついている。今日は2種類の鳥を撮れて満足した。

 今朝の最低気温は摂氏4度だったらしい。オアシスの森の黄葉が一斉に落ちはじめ、散歩道は落ち葉の絨毯で覆い隠され始めている(低木の小路辺り)。良い天気に気をよくしたジョウビタキ(スズメ目ツグミ科)のオスが山根口に姿を現してカメラのモデルになってくれた。しかし、残念ピンボケになってしまった。Lumix FZ-10のオートフォーカスの限界か?マニュアルフォーカスに切り替えるべきだった。後の祭りである。またの機会を待とう。
 散策エリヤの北端に出ると、今日は名古屋市内と背景の鈴鹿の山が良く見える。最近建った駅前の高層ビル群が皆見える。


 昨日、二羽で飛び回っていたうちの一羽に違いない。近づくと逃げるが、一定距離を保って飛び回り、逃げ去ることは無い。留鳥(一年中、同一地域にいる鳥類)。ブッポウソウ目、カワセミ科。これは雄。

 ここ1ヶ月くらい細口池公園に散歩に来ると、大きな声で忙しく鳴き続けているのがこの鳥だった。今日、写真が撮れたのでネットで調べてみるとオオヨシキリだと判った。スズメ目、ウグイス科。東南アジアで越冬し夏に日本に渡ってくる夏鳥(渡り鳥)で、葦原の中で子育てをするらしい。ヨシキリの和名は葦の茎を切り裂いて中の虫を食べる習性から由来しているらしい。「ギョギョシ、ギョギョシ、ギョギョギョ」と鳴くので、「行行子」の異名がある。

細口池公園でバン

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 今朝はいつも大きな声で鳴いている野鳥の正体を知ろうと思い、望遠カメラ(Lumix FZ10,420mm)を持って細口池公園へ出かけた。そのつもりで池を眺めていると、バン、カワウ、カワセミまでもが目に入ってきた。ここは樹木や葦などが茂っているので野鳥には住み易いのだろう。まずバンを撮った。すばしっこく葦の陰に隠れるのでなかなか全身が撮れなくて苦労する。留鳥(一年中、同一地域にいる鳥類)。ツル目・クイナ科。鳴き声は鶴に似ている。池や川に住むが鶴の仲間なので水かきは無い。

 午後、天白川緑地あたりを歩いていたら、川の堰石の上でユリカモメの群れが休んでいるのを見かけた。いままでユリカモメの群れを天白川ではなかなか見かけなかった。今の時期に餌になる魚が多いのかな?

シジュウカラ

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 双子池の近くで二羽が一緒に餌をついばんでいた。頬が白く、背中が薄黄緑色。シジュウカラだ! スズメ目、シジュウカラ科、留鳥、3~7月にはつがいで過ごすことが多い。地上でも採食する。なかなかお目にかかれなかったが、やっと撮ることができた。Panasonicの420mm望遠カメラFZ-10の威力がうれしい。

新池の春

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 春は新池に早くやってきた?カワウとカルガモが朝食後に会話。"もうコナラの新芽が息吹いてきたね"


ムクドリ

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 朝7時ごろ、数羽のムクドリが電線に留まって「キュルキュル」と鳴き騒がしい。スズメ目ムクドリ科
全長(翼開長) 24.0cm 。



コサギとカルガモ

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 カルガモとサギは一緒に見かけることが多い。カルガモは近寄っても逃げることは少ないが、コサギは用心深くすぐに逃げてしまう。


アオサギ

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天白川、下水処理場の近くにて。昼寝?
コウノトリ目サギ科 、全長(翼開長) 90.0-98.0cm(160.0-175.0cm) 。


カワセミ

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 今日は軽量(1.7kg)・高剛性が売りの三脚(注1)を持って岩崎川に出かけた。先日(8月28日)のみじめな写真を知ってか、今日はカワセミ君が私の姿を見かけて、追っかけてきてポーズをとってくれた(?)。ブッポウソウ目、カワセミ科 、全長(翼開長) 17.0cm 。



カイツブリの親子

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 カイツブリ目カイツブリ科 、全長(翼開長) 25.0-29.0cm(40.0-45.0cm) 。


カイツブリの雛

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 早朝の新池にて。カイツブリの雛が孵った。

 

キジ(雉)

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 岩崎川沿いの田んぼ道を歩いていたら、コーという大きな鳴き声がする。雄のキジだ。 キジ目キジ科 、全長(翼開長) 雄 80.0cm 雌 60.0cm 。


ケリ

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 腹は白く、背中は茶褐色。嘴は黄色く、先端が黒い。足は黄色く長い。薄暗い中で望遠(光学18倍+デジタル2倍、ISO200、F2.8、シャッター速度1/60、一脚)で撮ったので、すこしぼけてしまった。ピントも甘いし、手振れもある。やはりこのくらいの望遠になると、一脚では無理で3脚が必要と思われる。次回は三脚を持ってゆこう。

ケリの飛翔

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 岩崎橋東を越えたあたりでケリが10羽くらい飛んでいた。飛ぶと羽根の一部が白くよく目立つ、おしゃれな鳥だ。写真はケリを後ろから撮っている。次列風切、三列風切、尾羽が白いのだそうな。体長30から40cm。チドリ目チドリ科。収穫の終わった畑のような広い場所でえさをついばんでいる。(撮影条件は光学12倍+デジタル3倍、ISO75、F2.8、シャッター速度1/60、手持ち)


バン

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 天白区の新池で撮影。警戒心が強く、人が近づくとすぐに茂みに隠れてしまう。ツル目クイナ科 。全長(翼開長) 33.0-38.0cm 。


カワウの顔

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 天白川にて。(光学18倍×デジタルズーム2倍)


チュウサギ

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 目の周りが婚姻色の黄緑色になっている。 嘴先端が黄色で根元が黒というのは図鑑の色と反対。新池にて。 コウノトリ目サギ科 、全長(翼開長) 65.0-72.0cm(105.0-115.0cm) 。(光学18倍×デジタルズーム2倍)


モズ

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 下水処理場の南に公園があり、その天白川沿いにちょっとした林がある。その木立の中で見つけた。長い間じっと枝にとまっていてくれ、撮影に協力的だった。スズメ目モズ科。全長(翼開長) 19.0-20.0cm 。光学12倍xデジタル3倍。

 植田川と天白川の合流点の深みで川鵜が魚を追いかけていた。川岸から望遠で撮影。警戒心が強いのか、満腹したのか、近づくとさっと飛んでいってしまった。飛んでゆく方向は川下だ。ペリカン目ウ科。全長(翼開長) 80.0-101.0cm(130.0-160.0cm) 。
光学12倍xデジタル3倍


ムクドリ

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 コウノトリ目サギ科 、全長(翼開長) 90.0-98.0cm(160.0-175.0cm) 。

aosagi3.jpg
アオサギ

 パナソニック製のDMC FZ10デジカメを使い始める。

 光学ズーム12倍xデジタルズーム3倍、トータル最大36倍

 焦点距離6~72mm(35mm換算35~420mm)

 400万画素

マガモ

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キジバト

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カルガモ

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 天白公園の大根池で見かけた。日本列島のみにいる野鳥だ。 スズメ目セキレイ科 、留鳥、全長(翼開長) 18.0-21.0cm 。低地、低山帯、亜高山帯の河川やその周辺に生息する。  雄は頭から胸、背にかけて黒く、額から眉にかけては白い。足、嘴は黒い。下胸から腹部は白い。 夕方であたりが暗くなってからの手持ち望遠撮影のため、手ブレでセグロセキレイがぼけてしまった。

荒池に白鳥がいた

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 15時過ぎ、名古屋平針農業センターを一周する散策コースを歩く。途中にある荒池は大きな池だ。桜並木もあったがや満開時期は過ぎていた。池を一周しようと思ったが道がなく断念。鴨などから離れて一羽の白鳥がいた。首が長いのでオオハクチョウかとも思うが、オオハクチョウは関東以北にしかいないということなので、コハクチョウか?それとも???。 カモ目 、カモ科。コハクチョウなら全長(翼開長) 115.0-150.0(180.0-225.0cm) 、オオハクチョウなら全長(翼開長) 140.0-165.0(218.0-243.0cm) 。

 補足(2010.02.20): コブハクチョウと分かった。カモ目、カモ科。嘴の付け根に黒いこぶがある。動物園などで放し飼いにされていたものが、逃げ出して留鳥になった。この近辺に住んでいると思われる。オオハクチョウと同じくらいに大きい。
 ヨーロッパ、中央アジアを中心に生息する。デンマークの国鳥。

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